【DIY】ヒノキのまな板の作り方|鉋仕上げから手入れ方法まで解説

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【DIY】ヒノキのまな板の作り方|鉋仕上げから手入れ方法まで解説

ひのきのまな板は、木の温かみや香りを楽しめるだけでなく、包丁との相性が良く、長く使い続けられる魅力があります。

今回は、桧の一枚板を使ってオリジナルのまな板をDIYしました。

木製まな板は、ただ板を切るだけではなく、木の性質を理解して加工することが大切です。特に反りを抑えるためには、木表・木裏の特徴を考えた削り方や仕上げが重要になります。

この記事では、ひのきまな板のメリットや使い方、手入れ方法に加えて、鉋を使って表面に美しい光沢を出す仕上げ方法、反りを考慮した加工方法まで詳しく紹介します。

また、オイル仕上げをしたい方に向けて、木製まな板を長く楽しむためのメンテナンス方法も解説します。

ひのきのまな板のメリット

桧の一枚板で作ったまな板の画像

ひのきは、昔からまな板の材料として使われてきた代表的な木材です。

木材の中でも扱いやすく、キッチン用品との相性が良い特徴があります。

ひのきならではの香りと美しい木目

ひのきの魅力の一つが、独特の爽やかな香りです。

料理をするときに木の香りを感じられるのは、木製まな板ならではの楽しみです。

また、ひのきは木目が美しく、鉋で表面を仕上げることで木本来のツヤや質感を引き出すことができます。

包丁に優しく切り心地が良い

木製まな板は、適度な柔らかさがあります。

そのため、包丁の刃が当たったときの衝撃を吸収しやすく、硬い素材のまな板と比べて刃への負担を抑えられます。

特に鉋で平滑に仕上げた表面は、包丁の滑りも良く、気持ちよく調理できます。

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水に強く清潔に使いやすい

ひのきには、水に比較的強い性質があります。

もちろん使用後に水分を残したままにすると劣化の原因になりますが、正しく洗浄・乾燥することで長く使用できます。

削り直して長く使える

木製まな板の大きなメリットは、傷や黒ずみが出ても再生できることです。

表面を鉋で削ることで、新品のような美しい木肌を取り戻すことができます。

厚みのあるまな板であれば、何度もメンテナンスしながら長く使える道具になります。

まな板の厚みによる違い

まな板は厚みによって使い勝手が変わります。

用途や収納環境に合わせて選ぶことが大切です。

厚みのあるまな板のメリット

安定感がありズレにくい

厚みのあるまな板は重量があるため、調理中に動きにくく安定します。

硬い食材を切るときや、力を入れて包丁を使うときにも安心して作業できます。

包丁の当たりが柔らかい

厚みのある木製まな板は適度な弾力があり、包丁を落としたときの衝撃を和らげます。

長時間料理をするときも手への負担を軽減できます。

反りにくく長く使える

木材は湿気や乾燥によって伸縮します。

薄い板ほど変形の影響を受けやすいため、厚みがあることで強度が増し、反りや割れが起こりにくくなります。

また、表面が傷んでも鉋で削り直せるため、長く使い続けることができます。

薄いまな板のメリット

軽くて扱いやすい

薄いまな板は軽量なので、洗ったり移動したりする作業が楽になります。

毎日使うものだからこそ、扱いやすさは大きなメリットです。

収納しやすい

厚みのあるまな板は安定感がありますが、収納場所が必要になります。

薄いまな板なら、立てかけたり引き出しに収納したりしやすく、限られたスペースでも使いやすいです。

乾燥しやすい

薄いまな板は内部まで乾燥しやすく、使用後のお手入れがしやすい特徴があります。

ひのきまな板DIYで使用した材料・工具

今回使用した材料はひのき材です。

必要なサイズにカットし、表面をカンナで仕上げていきます。

今回のまな板作りでとにかく重要なのは鉋の状態です。

きれいな光沢のある仕上がりにするためには、鉋刃をしっかり研ぎ、薄く均一に削れる状態にしておく必要があります。

DIYおすすめの鉋!

ひのきまな板の作り方

①木材を必要なサイズに加工する

鉋で仕上げる前の桧材

まず、使用するひのき材を希望するサイズに加工します。

このとき、木目や節の位置を確認し、まな板として使いやすい部分を選びます。

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②木表と木裏を確認する

木材の木表・木裏を解説した画像

無垢材には「木表」と「木裏」があります。

木表は木の外側だった面、木裏は中心側だった面です。

木材は乾燥すると木表側へ反る性質があります。

そのため、まな板として使う場合は木の動きを理解して加工することが重要です。

③反りを考えた削り方をする

反り対策として作りたいまな板の形を示した画像
工程削り厚の目安用途
荒削り0.5~0.8mm木材を素早く平らにし、反りやねじれを大まかに修正する。
中削り0.1~0.3mm荒削りの跡を整え、寸法を仕上がりに近づける。
仕上げ0.01~0.08mm表面を滑らかにし、鉋ならではの美しい光沢を出す。

木材の反りを抑えるためには、削り方にも工夫が必要です。

木表側は中央がわずかに高くなるような山なりに、木裏側は中央がわずかに低くなるような谷型に削ります。木材の性質を考慮して加工することで、使用中の反りを抑えやすくなります。

まずは荒削りで全体の形を整えていきましょう。

また、鉋は木材の順目に沿って削ることも重要なポイントです。逆目で削ると木肌が荒れやすくなるため、木目の向きを確認しながら作業すると、きれいな仕上がりになります。

④鉋で表面を仕上げる

桧材の表面を鉋仕上げ前後で比較した画像

最後の仕上げも鉋で行います。

刃調整は髪の毛一本分くらいを目安にすると良いでしょう。

鉋で仕上げることで木の繊維がきれいに整い、表面に自然な撥水性が生まれます。そのため、水が染み込みにくくなり、まな板を長持ちさせる効果が期待できます。

この撥水効果や光沢はサンドペーパーでは出せないため、鉋仕上げならではの魅力となっています。

⑤面取り(角を取る)を行う

桧の一枚板を鉋で仕上げて作ったまな板

檜材の角も鉋で削っておきます。

小口側を削るとき、木材が割れやすいですが、以下のポイントを押さえておくと改善されます。

  • 削り抜ける側の角を先に削っておく
  • 両側から中央に向かって削る

面取りと合わせて木端と小口も同様に削れば、完成です。

鉋仕上げで美しい光沢を出すポイント

鉋で削った桧の表面と鉋屑

鉋仕上げの魅力は、木材表面の繊維をきれいに整えられることです。

紙やすりで磨いた表面とは違い、鉋で削った木肌は自然なツヤが出ます。

ポイントは、

  • 鉋刃を鋭く研ぐ
  • 削り始めと終わりで力を変えない
  • 木目方向に合わせて削る
  • 薄い削りくずが出る状態に調整する

ことです。

鉋屑がくるくると丸まってしまう場合は、裏金を叩いてカンナ身と幅を0.02mm〜くらいギリギリまで近づけてみてください!

ひのきまな板の使い方

使用前に水で濡らす

使用前にまな板を軽く水で濡らし、表面になじませます。

これにより、食材の水分や匂いが染み込みにくくなります。

使用後は早めに洗う

使用後は洗剤や水で汚れを落とし、風通しの良い場所で乾燥させます。

濡れた状態で長時間放置すると、カビや黒ずみの原因になります。

ひのきまな板の手入れ方法

普段のお手入れは、水洗いと十分な乾燥で問題ありません。

表面に傷や黒ずみが増えてきた場合は、表面を削ることで美しさを取り戻せます。

木製まな板は使い捨てではなく、手入れしながら育てていく道具です。

ひのきまな板をオイル仕上げする方法

ハワードのカッティングボードようのおオイルを塗った檜のまな板

木の風合いをさらに楽しんだり、汚れに強くしたい場合は、オイル仕上げもおすすめです。

ヒノキの場合は必須ではありませんが、オイルを塗ることで木目が引き立ち、乾燥による劣化(反りや割れ)を防ぎやすくなります。

ただし、食品が直接触れるまな板の場合は、必ず食品用途に対応したオイルを選びましょう。

ハワードのカッティングボードようのおオイルとコンディショナーを塗った檜のまな板

おすすめの一つはアメリカ発の「HOWARD(ハワード)」のオイルで、性能や安全性からもかなり人気となっています。

オイルを浸透させ、コンディショナーで仕上げるのが推奨された使い方で、上記画像のような仕上がりになります。

ひのきまな板を長く使うために

ひのきのまな板は、正しい使い方と手入れをすることで長く使用できます。

傷がついても削り直せることは、木製まな板ならではの魅力です。

自分で作ったまな板なら、使うほど愛着も増していきます。

まとめ

今回は、ひのき材を使ったまな板のDIY方法を紹介しました。

木製まな板は、ひのきの香りや木の質感を楽しめるだけでなく、鉋で仕上げることで美しい光沢を出すことができます。

また、木表・木裏を理解して加工することで、反りを抑えながら長く使えるまな板になります。

手入れをしながら育てていけるひのきのまな板は、毎日の料理を少し楽しくしてくれる道具です。

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