【作業効率UP!】傷を付けずにミリ単位で墨付けできる「マーキングゲージ」の作り方

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木工で同じ位置に何度も墨付けするとき、毎回メジャーやスコヤなどの測定器使って印を付けるのは意外と面倒です。

そこで今回は、鉛筆を差して使う自作のマーキングゲージを作ってみました。

メジャーテープを貼っているので、ミリ単位で位置を合わせることができ、木材の端に沿わせてスライドするだけで簡単に墨付けできます。

しかも、一般的な刃を使うけがきゲージとは違って、鉛筆で線を引くので木材に傷が付きません。

同じ位置に何本も墨付けするときに、測定の手間と位置のズレを減らせる、シンプルだけど便利なDIY治具です。

マーキングゲージとは?

マーキングゲージは、木材の端から一定の距離に線を引くための道具です。

一般的なけがきゲージでは、下記商品のように刃を使って木材に線を刻みますが、今回作るのは鉛筆を使って線を引くタイプ。

そのため、傷を付けたくない木材にも使いやすいのが特徴です。

毎回メジャーで測るのが面倒だった

例えば、木材の端から50mmの位置に線を引く場合、

  1. 50mm測る
  2. 印を付ける
  3. スコヤなどで線を引く

という作業を毎回行う必要があります。

1本だけなら大した手間ではありませんが、同じ寸法の木材を何本も加工すると、この作業が意外と時間を取ります。

さらに、測定するたびにわずかな誤差が出る可能性もあります。

そこで、この作業をもっと簡単にし、精度も上がる道具を自作してみました。

今回作るマーキングゲージ

ペンで墨付けできる自作のマーキングゲージ

今回のマーキングゲージは、木材の端に本体を当ててスライドさせながら、鉛筆で線を引く仕組みです。

本体にはメジャーテープを貼り付けているので、鉛筆の位置を目盛りに合わせれば、1mm単位で墨付けする位置を調整できます。

一度位置を合わせれば、あとは木材に当ててスライドするだけ。

毎回メジャーで測る必要がありません。

材料

  • 木材
  • 鉛筆
  • メジャーテープ
  • 木工用ボンド
  • 鬼目ナット
  • 蝶ボルト

マーキングゲージの作り方

①スライド部分の木材を加工する

中央部分を切り抜いた木材

まずはスライドさせて使う木材を必要な寸法にカットし、画像のように中央部分を切り抜きます。

電動トリマーやジグソーなど、自分が使いやすい工具で切り抜いて大丈夫です。

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②鉛筆を固定する部分を作る

鉛筆を差し込める穴を加工します。

ボール盤を使うと、正確な垂直の穴あけができるためおすすめですよ!

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鉛筆を交換できるようにしておけば、芯が短くなったときにも簡単に交換できます。

墨付けにはピカマーカーがおすすめ!
キャップを外したピカマーカー3030の画像

ピカマーカーは、建築現場やDIY作業で使われる 高耐久タイプのマーキング用ペンです。

金属・樹脂・ガラス・コンクリートなど、普通の筆記具では書きづらい素材にも線を書けるのが特徴です。

今回自作するマーキングゲージに取り付けることも可能ですので、ぜひ試してみてください。

少しゆとりのある大きさの穴を加工し、蝶ボルトなどで調整できるようにすれば様々なタイプのペンにも対応できるようになりますよ。

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③メジャーテープを貼る

メジャーテープを貼った木材

本体にメジャーテープを貼り付けます。

ここは目盛りと鉛筆の位置関係がズレないように注意します。

最初の位置合わせが、この治具の精度に関わる重要なポイントです。

メージャーテープを貼る際は、トリマーやノミで薄く削った部分に貼り付けると収まりが良くなります。

④土台部分を作る

自作マーキングゲージを作る工程の画像

先ほど作った木材を上記画像の様に、土台となる木材の上に置き、別の木材で挟んで、スライド部分を作ります。

固定は木工用ボンドなどで問題ありません。

自作マーキングゲージの垂直を確認する様子

この時、しっかり垂直となるように注意しながら固定してください。

⑤鬼目ナットを埋め込む

各サイズの鬼目ナットと埋め込み用の穴を開けた木材の画像

次に、鬼目ナットを埋め込み、スライド部分をしっかり固定できるようにします。

また、ナットの頭が表面から出ないように、穴の周りも少し削っておきましょう。こうすることで、スライド部分が引っかからず、スムーズに動かせます。

鬼目ナットは、今回のような治具を作る際にもかなり重宝します。サイズ違いをいくつか揃えておくと、DIYのさまざまな場面で使えて便利ですよ。

コスパ抜群!
蝶ボルトを取り付けた自作のマーキングゲージ

あとは蝶ボルトをつければ、任意の位置で固定できます。

⑥仕上げ加工

オイルで仕上げたペンで墨付けできる自作のマーキングゲージ

好きな形にカットしたり、角を削ったりして仕上げれば完成です。

今回はワトコオイルのミディアムウォルナットを塗って、撥水性や耐久性などを上げつつ、滑らかな見た目に仕上げました。

実際に使ってみる

自作のマーキングゲージで木材に印付けする様子

実際に木材の端にマーキングゲージを当てて、スライドさせてみます。

鉛筆が木材の上を通ることで、端から一定の距離にまっすぐ線を引くことができます。

例えば20mmに設定すれば、木材を変えても同じ20mmの位置に線を引けます。

これによってビス打ち位置も簡単にマーキングできます。

実際に使って感じたメリット

自作マーキングゲージの目盛りを確認する様子

一番のメリットは、やはり墨付けが速くなること。

毎回「測る→印を付ける→線を引く」という作業をしなくていいので、同じ位置に大量に墨付けするときほど便利です。

また、同じ基準から線を引けるので、木材ごとの測定誤差も抑えられます。

まとめ

今回作ったのは、鉛筆で線を引くタイプのマーキングゲージです。

メジャーテープを組み合わせることで、ミリ単位で位置を調整でき、木材の端に当ててスライドするだけで墨付けできます。

毎回メジャーで測る手間を省けるので、同じ寸法の墨付けを繰り返す木工作業ではかなり便利。

「毎回測るのが面倒」という作業を、ちょっとした自作治具で効率化する。

そんなDIYならではの便利道具になりました。

木工DIY治具・作業台
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