
電動ドライバーやトリマーなど、使用頻度の高い工具は「取り出しやすく、見た目もきれいに」収納したいところです。
そこで今回は、フレンチクリートを使い、正六角形(ハチの巣型)デザインで電動ドライバーを収納する方法を紹介します。
今回作ったフレンチクリート収納の特徴

今回作った収納は、フレンチクリートを使った正六角形(ハチの巣型)デザインの壁掛け収納です。
インパクト・ドリルドライバーを浮かせて収納する構造にすることで、見た目をすっきりさせつつ、バッテリーを外した状態でも収納できるようにしました。
正面には透明なアクリル蓋を取り付けており、木工作業で発生する粉塵や木屑の侵入を防ぐことができます。
中が見えるため、工具の確認や出し入れもしやすいのが特徴です。
また、この収納は電動ドライバー専用ではなく、トリマーなど他の工具にも応用できる汎用的な設計になっています。
フレンチクリート収納の中でも、見た目と機能性を両立したオリジナルデザインです。
正六角形(ハチの巣)デザインでおしゃれに収納
正六角形は並べたときの統一感があり、複数設置するとハチの巣のようなデザインになります。
工具収納でありながら、作業場の雰囲気をおしゃれに演出できるのが大きな特徴です。
電動ドライバーを浮かせて収納できる構造

背面から棒を通し、電動ドライバーを引っ掛けて収納する構造にしています。
工具が底に触れないため出し入れがしやすく、見た目もスッキリします。
アクリル蓋付きで木屑・粉塵を防止
木工作業では細かい木屑や粉塵が舞いやすいため、正面には透明アクリルの蓋を取り付けました。
中が見えるので収納物を確認しやすく、汚れ防止と視認性を両立しています。
電動ドライバー以外にも使える汎用性
収納方法はシンプルな構造なので、
など、用途に合わせて使い分けることができます。
正六角形フレンチクリート収納の完成イメージ

正六角形のフレーム内に工具を収め、背面のフレンチクリートで壁に掛ける構成です。
単体でも存在感がありますが、複数並べることでよりデザイン性が高まります。
①正六角形フレームの作り方
正六角形を作るための角度とカット方法

正六角形は、各部材の接合角度を揃えることが重要です。
角度を正確にカットすることで、組み上げたときに隙間なく綺麗に仕上がります。
⚫︎木材の端を60度にカットする方法

正六角形を作るには木材の端を60度で切り、同サイズの台形型木材を6つ作ります。
カットには角度調整機能が備わった卓上丸ノコを使うのがおすすめで、以下の方法で同サイズを簡単に量産できます。
まず、一辺が17㎝(任意)になるよう両端を60度でカットし、画像のようにカットした断面位置を養生テープで印付けします。
あとは、60度にカットした木材を養生テープの位置に合わせ、卓上丸ノコでカットしていけば同サイズの木材が量産できます。

サイズがズレると綺麗な正六角形ができないため、正確なカットが重要です!
フレームを組み立てる

カットした木材を養生テープの上に並べ、切断面に木工用ボンドをつけて組み立てていきます。
組み立ての段階で歪みが出ないよう平らな場所で作業し、木材などを当てながら並べてあげると綺麗に揃います。

はみ出た木工用ボンドは拭き取り、乾いたあとにやすり掛けを行っておきましょう。
背面を取り付ける

組み立てた正六角形にフレームに背面の板を貼り付けます。
正六角形の各辺にねじを打ち込むことで、ボンドだけでは不安だったフレームの強度も増します。
電動トリマーでベアリングがついたストレートビットを使えば、わざわざ寸法を測ったりしなくても正六角形の枠に沿って簡単にカットできるためおすすめです。

背面の板は15mmくらいあった方が棒を通したときの強度が増します!
②電動ドライバーを浮かせる収納構造
背面に棒を通して引っ掛ける仕組み

正六角形フレームの背面側に棒を通し、そこに電動ドライバーを引っ掛ける構造にしています。
この方法なら、工具を宙に浮かせた状態で収納でき、出し入れもスムーズです。
また、背面に使用する板が薄い場合は、補強用の板を追加して強度を高めます。

ちなみに私は目隠しフェンス作りに使用して余った人工木を使用しました!
丸棒の固定方法
背面板に電動ドライバーを仮置きし、丸棒で支える位置を決めます。
位置が決まったら背面板や補強剤に丸棒と同サイズの穴をあけて差し込みます。
このとき、丸棒が少しきついくらいのサイズの穴をあけ、ゴムハンマーで叩いて差し込む程度が理想です。
③アクリル蓋の取り付け方法
アクリル蓋を付けることで、
といったメリットがあります。
アクリル版のカット

まず、アクリル板の上に正六角形の木材を置き、型を取ります。
その後、卓上丸ノコなどでアクリル板をカットし、蓋を作成します。
※電動トリマーだと高速回転による熱で溶けてしまう可能性が高いため、丸ノコ等でカットしましょう。
アクリル蓋の取り付け

蝶番を使って、アクリル蓋を取り付けていきます。
今回は手元にある蝶番の在庫の都合で1つだけ使用しましたが、安定させるためには2つ以上取り付けるのがおすすめです。
また、いきなりねじで止めようとするとアクリルが割れてしまうため、しっかり下穴をあけてねじ止めするようにしましょう。
開閉しやすくする工夫

このままだと、しっかり蓋が閉まらないためマグネットを使って開閉できる構造にします。
これにより作業中でもストレスなく工具を取り出せますので、作り方を紹介していきます。
⚫︎ノブナットで取っ手を作る

木材に鬼目ナットを埋め込んでノブナットを作り、アクリル蓋の取手として使います。
形は丸にこだわる必要はないので、下記記事を参考にしながらお好きな形で作ってみてください。

鬼目ナットはDIY治具などでも重宝されるアイテムですよ!
⚫︎アクリル蓋に取手を取り付ける

穴をあけたアクリルにボルトを通して固定してあげれば取手の完成です。
使用するボルトはマグネットにくっつく材質を使用しましょう。
⚫︎マグネットを埋め込む

マグネットを埋め込み、取手に使用したボルトとくっつくようにします。
マグネットを埋め込む際は、蓋を閉じた時ボルトの頭も埋め込まれるように少し深く掘っておきます。
④フレンチクリートを取り付けて完成

最後に斜めにカットしたフレンチクリート材を取り付けてあげれば完成です。
電動トリマーなど、ドライバー以外を収納したい場合は丸棒をつけなくてOKです。
フレンチクリートアイデア例

フレンチクリートは、ホルダーや受け側の作り方次第で、収納できる工具の幅がどんどん広がっていきます。
この記事で紹介した収納以外にも、ドリルビットや丸ノコ、サンダーなど、よく使う工具を使いやすくまとめるための収納アイデアを紹介しています。
「別の形も見てみたい」「自分の工具に合う収納方法を探したい」という方は、フレンチクリートの活用例をまとめた記事も参考にしてみてください。
制作後は木屑を飛ばして綺麗にする
制作しているうちに、木屑や粉塵で汚れてしまうため、作業中や完成後は集塵機などで綺麗に掃除します。
ただし、アクリルは傷つきやすいため、エアーコンプレッサーやブロワーを使って吹き飛ばしてあげましょう。
まとめ|オリジナルデザインのフレンチクリート収納
正六角形デザインとフレンチクリートを組み合わせることで、機能性とデザイン性を両立した電動ドライバー収納が完成しました。
浮かせて収納でき、粉塵対策もできるため、木工DIYをする方には特におすすめです。
工具や作業環境に合わせて、自由にアレンジしてみてください。






