フレンチクリートのアイデアや作り方などを画像付きで紹介していきます。
フレンチクリートとは
- おしゃれに収納できる
- 自由に配置が変えられる
- 余った端材でも作れる
- 作業効率が上がる
- コストが安い
フレンチクリートとは、45度にカットした木材を壁面などに引っ掛けて収納する方法のことで、自由に配置が変えられるなど上記のようなメリットがあります。
フレンチクリートの詳しいメリットや作り方については下記記事をご参照ください。
フレンチクリートのアイディア例
- 丸鋸
- ディスクグラインダー
- オービタルサンダー
- ジグソー
- トリマービット
- ドリルビット
丸鋸
丸鋸は構造上ベースよりも下に刃が飛び出てるため、地面に置いたときにぐらついたり、刃が出て傷をつけてしまったりするリスクがあります。
しかし、画像のように刃部分の板を切り抜いてあげることで、安定して収納することができるようになります。
使用する材料・工具
- シナランバーコア
- SPF材 1×4材
- 丸ノコ
- ジグソー
- 電動ドライバー
- ビス
- 木工用ボンド
使用する木材はシナランバーコアと壁に掛けるために使用するワンバイフォーだけであり、工具さえ揃っていれば初心者の方でも30分ほどで作れるものとなっています。
まず、シナランバーコアに丸鋸の型取りをし、刃部分の穴あけ位置に印をつけ、ジグソーなどで切り抜いていきます。
次に、フレンチクリートとして使用するワンバイフォーは、通常であれば片方だけ45度にカットしますが、今回は板を斜めにしたいのでシナランバーコア側につける部分も45度にカットして台形型にします。
同様に、画像にもある支え部分の板の端も片方だけ45度でカットしておきます。
あとは木工用ボンドとビスで固定すれば完成です。
スライド式の卓上丸鋸があれば、正確かつ楽にカットができるためおすすめですよ!
ディスクグラインダー
グラインダー本体や替え刃(ディスク)、レンチを収納することができる設計で、必要部品を1箇所でまとめてあるためディスクの交換などが手軽に行いやすくなります。
使用する材料・工具
- ベニヤ板
- 1×4材
- 丸ノコ
- 電動ドライバー
- ビス
- 木工用ボンド
まず、お使いのディスクグラインダーを固定するための位置を決めるために仮置きをし、印をつけます。
印をつけたら木工用ボンドで固定し、背面からビスで固定します。
次に、45度でカットしたワンバイフォーを背面側に打ち込み、下部分には板が斜めに傾かないよう同じ厚さであるワンバイフォーを取り付けておきます。(強度は必要ないため木工用ボンドのみでOK)
最後にディスクを収納するためにビスなどを打ち込めば完成です。
DIY向けのインパクトドライバーなどがあれば穴あけやビス止めが快適になりますよ!
オービタルサンダー
DIYをする方であればサンダーの使用頻度は高いため、いかに収納・取り出しをスムーズに行える環境にするかで作業効率や快適さが大きく変わってきます。
紹介するフレンチクリート例は、シンプルで取り出しやすくペーパーなども一緒に収納できる作りになっています。
使用する材料・工具
- ベニヤ板
- 1×4材
- 丸ノコ
- 電動ドライバー
- ビス
- 木工用ボンド
お使いのサンダーに合わせて寸法を決めますが、ダストバックを使用する方は取り付け時の寸法で設計した方が収まりが良くつけ外しの手間もなくなります。
寸法が決まったら各木材をカットしていき、画像のように上段の板を少し下げてビスでしっかりと接合していきます。
上段の板を少し下げることで縁ができ、サンダーの落下を防ぐことができます。また、下段には替えのペーパーを収納することができるためより作業がしやすくなります。
ジグソー
上記のオービタルサンダーで紹介した収納とほぼ同じで、板の底部分に穴をあけることでジグソーの刃を取り付けたまま収納ができる設計になっています。
また、下部分には替え刃収納スペースを設けており、より作業が行いやすいようにしています。
使用する材料・工具
- ベニヤ板
- 1×4材
- 丸ノコ
- 電動ドライバー
- ビス
- 木工用ボンド
基本的にはオービタルサンダー用と作り方は一緒で、ジグソーの刃の長さが入る分高めに設計します。
ジグソーの刃を通すための穴はまずドリルで穴をあけ、ジグソーで小さく切り抜きましたが、ノミなどを使っても簡単にできます。
トリマービット
今回収納したビットはコスパが良いケース付き20点セットのビットで、とりあえずDIYでいろんな種類を揃えて作業していく方には十分な性能となっています。
上記画像のように取り出しやすく運べる収納にすることで、作業効率がぐんと上がりますよ。
使用する材料・工具
- 1×4材下段:(幅89 × 長さ262 × 厚さ19) × 1
- 1×4材中段:(幅59.3 × 長さ262 × 厚さ19) × 1
- 1×4材上段:(幅29.6 × 長さ262 × 厚さ19) × 1
- サイド:(幅57 × 長さ88.8 × 厚さ19) × 2
- バック(45度カット):(幅57 × 長さ300 × 厚さ19) ×1
- 丸ノコ
- 電動ドライバー
- ビス
- 木工用ボンド
トリマービットの規格サイズは6.0mmですが、6.1~2mmくらいのドリルを使っても意外ときついため6.5~7.0mmくらいが良いかと思います。
また、深さは3〜3.5mmくらいの穴をあけるのが良いかと思いますが、下段だけ厚みが少ないため木材を貫通させることになります。
穴の間隔に関してはお使いのビットによってサイズが異なるため、ご自身のビットに合わせて穴あけ作業してもらえればと思います!
注意点としては刃部分の幅より広い穴をあけてしまうとビットが落下してしまうため、使用するビットを確認してから穴をあけるようにしましょう。
ドリルビット
使用する材料・工具
- 1×4材
- 丸ノコ
- 電動ドライバー
- ビス
- 木工用ボンド
基本的にはトリマービットで紹介した作り方と同じような感じですが、ドリルビットの方が縦長になっているためワンバイフォーは縦にして使用しています。
また、穴をあけるさいは小さいドリルで下穴をあけてからお好みの大きさに拡大していきましょう。
そうすることで板がを割れたり穴がずれたりするのを防ぐことができます。
ちなみに画像は20mm間隔で穴をあけています。