木材で簡単!犬猫の餌台をDIYで自作する方法【写真付き】

ペットが毎日使うご飯台。実は、床に直置きするよりも、少し高さを出してあげた方が、首や関節に負担がかからず、健康にも良いとされています。

この記事では、猫や犬のために手軽に作れる餌台のDIY方法を、初心者にもわかりやすく紹介します。ぜひ、愛するペットのためにオリジナルの餌台を作ってみてください。

餌台を作るメリットとは?

1. 首や関節への負担を軽減できる

床に直接置いた食器で食事をすると、首を大きく下げる姿勢が続いてしまい、シニアの犬や猫にとっては首や足腰に負担がかかります。餌台で適切な高さに調整することで、自然な姿勢で食事ができ、体への負担を減らすことができます。

2. 食べこぼし・水こぼしの防止

器が固定されていないと、食べているうちに滑ったりひっくり返ったりしてしまうこともあります。餌台で器の位置を安定させることで、食べこぼしや水の飛び散りを防ぐことができ、掃除の手間も減ります。

3. 食べやすさがアップする

器の角度や高さを調整できる餌台にすることで、ペットが食べやすくなり、食欲の維持や消化のサポートにもつながります。とくに小型犬や老猫などには効果的です。

4. インテリアとしてもおしゃれに

市販の餌台は種類が多く、部屋の雰囲気に合わないこともありますが、自作なら木材やデザインを自由に選べて、おしゃれなインテリアとしても楽しめます。ナチュラルな木目や北欧風の仕上げにすれば、リビングにも違和感なくなじみます。

必要な材料と道具をそろえよう

  • 木材×3(天板・脚用)
  • 切断工具
  • 電動トリマー
  • 木工用ボンド
  • 紙やすり or 電動サンダー
  • 塗料(必要に応じて)

今回使用する道具は上記の通りとなっており、性能の良い道具を使うことでより完成度が高いものを作ることができるようになります。

道具名をみてもいまいちわからないという方は、下記記事で詳しく紹介していますので参考にしてみてください。

作り方手順を解説

  • 餌台の高さを決めよう(採寸・測定)
  • 木材のカット
  • 餌入れを入れるための切り抜き
  • 面取り・切り抜き加工でデザイン性UP
  • 木材の組み立て
  • 完成

step1. 餌台の高さを決めよう(採寸・測定)

猫・犬にあった餌台の高さにするために、コンベックス(メジャー)を使って測定します。

step2. 木材のカット

測定した高さに合わせて、上記画像のような形に木材を加工していきます。

注意すべき点は、「脚となる木材のサイズを揃えること」と「真っ直ぐに切ること」です。
もし真っ直ぐ切れずに数mmズレてしまうと、完成したときにガタついて不安定になってしまいますので、慎重にカットしていきましょう。

手ノコだとどうしても曲がってしまうのため、丸ノコやジグソーなどの電動工具をガイドを使いながら切断していくのが確実ですよ!

DIYおすすめ丸ノコ

step3. 容器を入れるための切り抜き

餌入れ容器を設置するための穴を、電動トリマーやジグソーを使って切り抜いていきます。
どちらの工具でも円切りは可能となっていますが、個人的には電動トリマーの方が綺麗に仕上がるのでおすすめです。

電動トリマーで円切り加工を行う場合は、以下の治具を使うと正確かつ綺麗にできますよ!

step4. 面取り・切り抜き加工でデザイン性UP

木材のカットが終わったら、機能性とデザイン性を高めるために電動トリマーを使って「面取り」と「切り抜き」を行っていきます。

面取り

面取りとは、加工物の角を斜めや丸く削る加工法のことで、電動トリマーを使うことによって均等でおしゃれに仕上げることができます。

切り抜き

溝掘り用ビットを使うことで、文字や模様などを浮かび上がらせるように削ることができます。
これにより、デザイン性の高い餌台にすることができます。

step5. 木材の組み立て

各パーツの加工が終わったら、組み立ていきます。
今回は、そこまで強度が必要ないため木工用ボンドで接合していきます。

木工用ボンドもしっかり乾けばかなり丈夫に固定されますよ!

スターエムの皿取錐と埋木錐を使ったねじ穴隠し

ねじでしっかり止めたいという方はスターエムの皿取錐と埋木錐を使うと、ねじ穴を綺麗に隠せるためおすすめです。

step6. 完成

最後に、餌を入れる容器を台に設置すれば完成です。
作りはとてもシンプルですが、電動トリマーを使うことで、角の処理や切り抜き部分にひと工夫でき、デザイン性のある餌台を簡単に作ることができます。

電動トリマーがあると作業の幅がかなり広がりますので、お持ちでない方はぜひ使用してみてください。

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