
マキタとハイコーキ、電動工具を選ぶときに必ず悩むのがこの2社です。
この記事では、マキタ18Vとハイコーキのマルチボルトを両方使っている筆者が、使用感の違いとおすすめの選び方を正直にまとめます。
マキタとハイコーキで迷う人が多い理由

電動工具を選ぶとき、必ず候補に上がるのが「マキタ」と「ハイコーキ」です。
どちらも国内トップクラスのメーカーで、プロだけではなく、DIYユーザーからの人気も高いです。
そのため、ネットで調べても評価が割れていて「結局どっちが正解なの?」となりがちです。
特に迷いやすいのが以下のポイントです。
だからこそ最初に重要なのは、「どちらが優れているか」ではなく、「自分の使い方に合っているか」を基準に選ぶことです。
結論|本格DIYならハイコーキ、工具を細かく揃えるならマキタ
結論から言うと、筆者はこのように考えています。
どちらも性能は十分高いので、単純に「どっちが上」という話ではありません。
ただ、実際に両方の工具を使っていると、メーカーごとの方向性がはっきり違うと感じます。
ハイコーキは、「パワー・汎用性・コスパを重視して本格的な作業もこなす」という印象で、18Vと36V両方の工具が使えるマルチボルトバッテリーが大きな強みです。
一方でマキタは、「高い信頼と工具の選択肢の多さで、細かく揃えて使い分けられる」という特徴があり、職人のような細かい精度を求める方におすすめです。
実際に両方使って感じたマキタの強み
本体が軽くて取り回しが良い

マキタ18Vシリーズは、全体的に軽くて扱いやすい工具が多いです。
実際に持ったときの「軽さ」だけでなく、重心のバランスが良くて疲れにくいと感じます。
材料を押さえながら作業したり、狭い場所で使うことも多いので、取り回しの良さはかなり大きなメリットになります。
工具の種類が多く、細かい用途で揃えやすい
マキタの強みは、何よりも工具ラインナップの多さです。
作業を続けていくと、
- この作業は専用工具が欲しい
- もう少し軽いタイプが欲しい
- 小型モデルが欲しい
- 収納に合うサイズが欲しい
といった「細かいこだわり」が出てきます。
そのとき、マキタは選択肢が非常に多いので、自分に合う工具を揃えていく楽しさがあります。
つまりマキタは、工具を複数揃えて細かく使い分けたい人(職人並の性能重視)に向いています。

実際に両方使って感じたハイコーキの強み
マルチボルトの汎用性が高い(18V・36V対応)

ハイコーキ最大の魅力は、やはりマルチボルトバッテリーです。
マルチボルトは、
という特徴があり、1つのバッテリーで幅広い工具に対応できます。
DIYでも、外構作業や硬い木材の加工をするときなど、パワーが必要な場面は意外とあります。
そのとき36Vの工具が使えるのは大きなメリットで、わざわざバッテリーを追加購入する必要がありません。
独自技術によるパワーが強い
ハイコーキは、使っていて「力強さ」を感じる場面が多く、実際にトリプルハンマ機構などの独自技術があります。
例えば、
- 厚い木材の切断
- 外構DIYでの作業
- コンクリート施工に近い作業
- 大径の穴あけ
- 長いビスの締め付け
こういった作業では、余裕がある分ストレスが少なくなります。
パワーがあると途中で「ビスが止まった」などのトラブルも起きにくいため、より効率的な作業ができます。
DIYでも作業内容が本格的になるほど、ハイコーキの魅力が強くなってきます。
コスパが良く揃えやすい
ハイコーキは、同等クラスで比較した場合に価格が安いことが多いです。
そのため、プロだけではなく、DIY目的の人でも手が出しやすいメーカーといえます。
DIYでは「必要な工具が増えていく」ことがほとんどなので、価格面のメリットはかなり大きいです。
つまりハイコーキは、高い性能とコスパを重視した幅広い人(プロ〜本格DIY)に向いています。

バッテリー性能を比較|マキタ18Vとハイコーキマルチボルト
マキタとハイコーキを比較するうえで、バッテリーは避けて通れません。
なぜなら、電動工具は「本体」よりも「バッテリー」が資産になるからです。
※バッテリーの基礎知識
バッテリーについていまいちわからないという方に向けて簡単に解説します。
| V(電圧) | 高ければよりハイパワーな作業ができる |
| Ah(容量) | 高ければより長い時間作業ができる |
電動工具を使う場合、基本的にバッテリーと工具は同じ電圧で揃えなけれれば使えません。
そのため、18Vバッテリーであれば18Vの電動工具を選ぶ必要があります。
マキタ18Vは軽くて長持ちしやすい

| 主要バッテリー | 質量 | バッテリー容量 | 充電時間 ※DC18RF使用 |
| BL1860B | 約670g | 18V-6.0Ah | 約27〜40分 |
筆者が使っていて感じるのは、マキタ18Vバッテリーは軽いということです。
数十〜数百グラムの差であっても、実際に使ってみると重さの違いはよくわかります。
また、バッテリー容量は6.0Ahもあるため、長い作業時間にも対応してくれます。

工具を持った時の軽さや重心バランスなどは、”マキタの使いやすさ”が強く感じられます!
ハイコーキマルチボルトは汎用性が高い

| 主要バッテリー | 質量 | バッテリー容量 | 充電時間 ※UC18YDML使用 |
| BSL36A18X | 740g | 36V-2.5Ah 18V-5.0Ah | 約25分 |
| BSL36B18X | 1020g | 36V-4.0Ah 18V-8.0Ah | 約40分 |
ハイコーキのマルチボルトバッテリーは、18Vと36Vを兼ねている構造のためか、少し重く感じます。
ただ、その分、18Vと36V両方の工具が使えるという圧倒的な汎用性があります。
ハイコーキは、このバッテリーの汎用性が最大の強みともいえます。

マルチボルトバッテリーの種類や選び方については、初心者でもわかりやすいように下記記事でまとめていますので参考にしてみてください!
DIYで36Vや40Vは必要?実際の体感

ハイコーキでは36V、マキタでは40Vの電動工具製品があり、V数が高えれば高いほど良いと思う方もいるかもしれません。
しかし、実際は18Vで十分な作業が圧倒的に多く、無駄にV数が大きいと重さで使いにくくなってしまう場合があります。
例えば、以下のような作業は18Vでも十分すぎるほどの働きをしてくれます。
そのため、作業内容にあった電圧(V)を選ぶことが重要になります。
パワーが必要になるのは「大径穴」「長いビス」「硬い木材」
パワーが必要になる作業としては、以下の例があります。
このように「本格DIY」になるほど、ハイコーキの36Vに対応したマルチボルトバッテリーが強みになります。
そのため筆者は、本格DIYや汎用性の高さならハイコーキがおすすめという結論になります。

マキタにも40Vmaxシリーズがありますが、マルチボルトバッテリーの方が18Vにも対応できるためコスパが良いです!
5段階評価で比較|マキタとハイコーキどっちが上?
| マキタ | ハイコーキ | |
| 性能 | ★★★★★ | ★★★★★ |
| コスパ | ★★★★☆ | ★★★★★ |
| 使いやすさ | ★★★★★ | ★★★★☆ |
| 工具の種類 | ★★★★★ | ★★★★☆ |
| 信頼性 | ★★★★★ | ★★★★★ |
| 世界的知名度 | ★★★★★ | ★★★☆☆ |
筆者の体感として、5段階評価でまとめると上記のようになります。
性能はどちらも十分で、DIYで困ることはまずありません。
差が出るのは、「価格」「工具の種類」「バッテリーの汎用性」といった部分です。

どちらを選んでも失敗がないほど優れているため、なかなか優劣がつけられないのです。
こんな人はマキタがおすすめ

マキタがおすすめなのは、以下に当てはまる人です。
こんな人はハイコーキがおすすめ

ハイコーキがおすすめなのは、以下に当てはまる人です。
まとめ|本格DIYならハイコーキ、使い分け重視ならマキタ
マキタとハイコーキは、どちらも優れたメーカーです。
しかし実際に両方使ってみると、性能の優劣がなくても向いている人のタイプが違うと感じます。
本格DIYや汎用性の高さを求めるならハイコーキ、使いやすさ重視で選んだり工具を複数揃えて細かく使い分けたりしたいならマキタがおすすめです。
どちらを選んでも失敗ではありませんが、「自分がどんなDIYをしたいか」を基準に選ぶことで後悔しにくくなります。
【厳選】本当におすすめできる電動工具

当ブログでは、実際に使用した経験などを元に、マキタやハイコーキを含めた本当におすすめできる電動工具をそれぞれ厳選して記事にまとめています。
工具選びに迷われている方の参考になるような内容になっていますので、ぜひ参考にしてみてください。





