
「庭をもっとおしゃれにしたい」「花壇や植物スペースをすっきり区切りたい」そんなときにおすすめなのが、レンガを並べて作るガーデニング囲いのDIYです。
実は、初心者でも簡単にできて、しかも防草シートとレンガチップを使えば雑草対策もバッチリ!
今回は、DIY初心者でも失敗しにくいレンガのガーデニング囲いの作り方を、写真付きでわかりやすく紹介します。
庭をきれいに整えたい方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
レンガで作るガーデニング囲いの魅力とは?

ガーデニングや畑などに使う囲いをレンガで作るメリットは、簡単でおしゃれに仕上がることです。
レンガは並べるだけでもしっかり形になり、特別な工具や技術がなくてもDIY初心者が気軽に取り組めます。
さらに、レンガならではの温かみのあるデザインで、庭や畑がぐっとおしゃれな印象に。
色や並べ方を工夫すれば、自分好みの囲いを簡単に作れるのも大きな魅力です。
また、防草シートやレンガチップを組み合わせれば、雑草対策にも効果的で、手入れの負担も減らすことができます。
DIYに必要な材料・道具
レンガを使って囲いを作る際は、他の外構DIYに比べて必要なものは少なく、手軽にできる作業しやすい方です。
外構DIYにおける必要・便利な道具を解説した下記記事も参考にしてみてください。
レンガ囲いのDIY手順

花壇の周りに囲いを作ることで、境界線ができて庭が締まった印象に変わります。
上記画像は花壇の周辺をまだ整えていませんが、囲いを作るだけでもおしゃれな雰囲気がでてきますよ。
1. 囲いの形を決めて地面を掘る

レンガを敷く位置が決めたら、スコップや鍬などで深さ5〜15cm程の穴を掘ります。
寒冷地の場合は、深めに掘って砕石を入れた方が凍害を予防することができます。
穴を掘り終えたら転圧作業を行います。
具体的には、足やブロック、ダンパーなどを使って土が沈まないように踏み固めます。
2. 砕石を入れて転圧

掘った穴に砕石を入れ、再度転圧を行います。
この転圧作業が甘いと、後に地面が沈んでガタガタになってしまう可能性が高くなってしまいますので、しっかり踏み固めるようにしましょう。
3. レンガを並べる位置に水糸を張る

レンガがまっすぐ並べられるように基準となる水糸を張ります。
完成度を高めるためには、レンガの高さと並び(通り)をしっかり揃えることが重要です。
そのためには、まず水糸(ガイドライン)を張って作業を進めましょう。
4.水糸に沿ってレンガを並べていく

砕石の上にモルタルを敷き、レンガをゴムハンマーで軽く叩きながら位置を調整していきます。
このとき、水平器を使いながら作業を進めると、前後の傾きや高さのズレを防ぎ、見た目も美しく、長持ちするレンガ囲いに仕上がりますよ。

2段、3段と高さを出したい方は、同じ要領でレンガの上にモルタルを敷いて作業していきます。
レンガの並べ方はブロック塀と同じ要領ですので、詳しいやり方については下記記事を参考にしてみてください。
5. 防草シートを敷く

レンガを並べ終えたら、雑草対策として防草シートを敷いていきます。植物が植えてある場所は、防草シートに十字型などの切れ目をいれています。
防草シートは、U字ピンを50〜100㎝間隔で刺して固定していきます。

また、建物の壁や排水枡、フェンスの支柱などのまわりは、隙間ができないように防草シートを少し余分に切って折り立たせるように止めます。
折り立たせる長さは、人工芝や砂利などを敷けば隠れる程度にしておきます。
そうすることで、隙間から雑草が生えてきてしまうのを防ぎます。
おすすめ防草シートは”ザバーン 240G”

厚さ | 0.64mm |
雑草の種類 | スギナ、チガヤ、ヨシ、笹などの強い雑草 |
耐用年数 | 7〜13年(紫外線が当たらない場合半永久) |
防草シートにはさまざまな種類があり、性能や価格は本当にピンキリです。
そのため、「どれを選んだらいいのかわからない…」と迷う方も多いのではないでしょうか。
そこで、初心者の方にもおすすめの防草シートをご紹介します。
おすすめは、「ザバーン 240G」という高性能な防草シートです。
このシートは、スギナなどのしぶとい雑草も強力に防ぐことができ、とても高い防草効果を発揮します。
さらに、耐用年数が非常に長く、砂利の下や紫外線が当たらない場所であれば、半永久的に効果を維持できると言われています。
「しっかり雑草を防ぎたい」「一度施工したら長く安心したい」という方には、特におすすめの防草シートです。

ホームセンターにあるような格安の防草シートは、防草効果が低かったりすぐに穴が空いたりするためあまりおすすめできません。
6. 砂利やレンガチップを敷いて仕上げる

砂利やレンガチップ、ウッドチップなどを入れてあげると、味気ない防草シートの見た目から可愛らしいガーデンスペースに変化します。
また、紫外線が直接当たらなくなることで防草シート自体の寿命が伸びるのもメリットの一つです。
DIYで失敗しないコツ
- レンガの水平をしっかり見る
- 防草シートを隙間なく敷く
- 目地汚れに注意する
綺麗な囲いを作りには、高さや並び(通り)を揃えることが非常に重要です。
そのため、レンガを並べる際は、水糸を使ってしっかり高さと並びを揃えるように心がけましょう。
また、レンガに目地詰めをする際、付着したモルタルを放置すると白く霞んだ汚れが残ってしまいます。
そのため、モルタルでレンガが汚れてしまったらすぐに濡らしたスポンジなどで拭き取るようにしましょう。
らくらくレンガ花壇セットも

DIYでの施工が難しそうと感じた方は、モルタルの代わりにプラスチックの目地板でレンガ花壇が作れるらくらくセット品もあります。
手軽なのにおしゃれで綺麗にできるためおすすめですよ!
まとめ

レンガで作るガーデニング囲いは、初心者でも簡単で、見た目もおしゃれに仕上がる人気のDIYです。
防草シートとレンガチップを組み合わせれば、雑草対策もバッチリです。
ぜひ、ご自宅の庭で挑戦して、ガーデニングをもっと楽しんでみてください。
おしゃれな花壇・レイズベットのDIY

今回はレンガを使って作った花壇DIYを紹介しましたが、コンクリートブロック使って、花壇や地面より高さが出たおしゃれレイズベットなども作ることができます。
ジョリパットという塗り壁用の仕上げ材を使用することで、おしゃれに仕上げることができますので、ご興味ある方は下記記事も参考にしてみてください。