クランプの種類と選び方|初心者でもわかる使い方・違いを徹底解説!

クランプの種類と選び方|初心者でもわかる使い方・違いを徹底解説!

クランプは、木材やパーツをしっかり固定して作業の精度を高めるための必須工具です。

しかし種類が多く、「どれを選べばいい?」「初心者は何から揃えればいい?」と迷う方も多いはずです。

この記事では、DIYでもよく使われる代表的なクランプ11種類をわかりやすく解説し、用途別の使い分け、初心者が失敗しない選び方までまとめて紹介します。

クランプとは?役割と必要性

クイックバークランプで木材を固定する様子の画像

材料を固定して正確な作業を可能にする

クランプは、木材や金属などの材料をしっかりと固定するための道具です。
切断・穴あけ・接着など、どんな作業でも材料が動かないことで精度が大きく向上します。

特に電動工具を使う場合は、一瞬で大きな力がかかるため、材料がズレやすくなります。

作業時のズレは事故の原因にもなりかねないため、材料をしっかり固定することが非常に重要です。

木工・金属・内装など幅広いDIYで活躍

木工はもちろん、金属加工・家具組み立て・内装作業など、あらゆる現場で使用される万能工具です。
特にDIYでは「手がもう一本欲しい」と感じる場面をクランプが代わりに支えてくれます。

クランプの種類11選

①F型クランプ

最もポピュラーなクランプであり、F字の形状が特徴となっています。

開口幅が広く、厚みのある木材・合板をしっかり固定できます。

また、価格も手頃なためDIYでも人気です。

②C型クランプ

C字型で金属製のものが多く、小型でありながら強力な締め付けが可能です。

強度が高くたわみにくいため、金属加工・穴あけ・切断時のガッチリ固定に向いています。

コンパクトなサイズは取り回しが良く、収納もしやすいメリットがあります。

③スプリングクランプ

強力なバネで挟むだけの手軽さが魅力のクランプです。

接着の仮止め、塗装の固定、小物の組み立てなど「ちょっと押さえる」用途に最適です。

作業中にサッと固定できるのは、効率も上がって便利です。

④クイックバークランプ 👈DIYおすすめ

片手で「握るだけ」で締めることができ、手軽でありながらしっかり材料を固定できます。

クランプ作業が多い木工や、作業中に片手が塞がっている場面で特に活躍し、DIYでもかなりおすすめのクランプとなっています。

つけ外しが楽なため目隠しフェンスを作ったときになどにも大活躍してくれましたよ!

初心者おすすめ!

⑤ハタガネ

細長い金属の棒と締め部で構成された、軽さが特徴のクランプです。

板と板を貼り合わせて「幅広い板」を作る板接ぎ作業によく使われます。

他のクランプと比べてスリムなボディは、材料のバランスが取りやすく、作業性が良くなります。

⑥パイプクランプ

ホームセンターなどで売っている鉄パイプに取り付けるタイプのクランプで、パイプ同士を接続したりするのに使用します。

DIYでは、柵や簡易的な物置小屋を作る場合などによく使われます。

⑦アングルクランプ

主に金属などの材料を90度の角度で固定する「直角専用クランプ」です。

ただし、DIYでは下記で紹介するコーナークランプの方が実用的です。

⑧コーナークランプ 👈DIYおすすめ

コーナークランプで木材を直角に固定している画像

L字の角部分を挟み込むタイプで、角材や板材を直角に保持してくれます。

木材を繋ぎ合わすために穴あけやネジ締めを行った際、木材がズレてしまったという経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

コーナークランプがあれば、そういった失敗はなくなり、より精度の高い作業ができるようになります。

⑨ベルトクランプ

柔らかいベルトで材料全体を締めるため、均一圧力を掛けながら固定することができます。

丸テーブル・椅子の枠・四角い箱など「大きな枠体の組み立て」に最適となっています。

⑩トグルクランプ

テーブルソー用フェンスに取り付けたトグルクランプの画像

レバーを倒すだけで強力に締め付けできる治具固定クランプです。

作業台や治具に取り付けて、繰り返し作業・量産作業の効率を大幅に上げることができます。

⑪テーブルクランプ(バイス)

卓上バイスで木材を固定する画像

テーブル端に取り付けて材料を強力に保持することができます。

トリマー作業サンダー作業、ハンドカットなど「両手を使う加工」で特に便利です。

また、他のクランプでは固定できないような小さい材料もしっかり固定することができるため、より精密な作業が可能になります。

個人的にはディスクグラインダーで金属類を切ったり削ったりするときに重宝しています!

クランプの選び方

⚫︎用途と締め付け力で選ぶ

クランプ選びで最も大切なのは「どんな作業に使うか」という用途です。

切断・穴あけ・ルーターなど強い力が加わる作業では、しっかり固定できる締め付け力の強いクランプが必要になります。

反対に、接着の仮固定や軽作業なら樹脂製の軽いクランプでも十分対応できます。

⚫︎口幅(クランプできる距離)をチェック

クランプには「口幅(開口サイズ)」という挟める距離の上限があります。

厚い板や幅の広い材料を固定したい場合は、開口が大きいモデルが必要です。

逆に細かな部材には小型のクランプのほうが扱いやすく、狭い場所にも入ります。

用途に合わせてサイズを揃えておくと便利です。

⚫︎片手操作のしやすさで選ぶ

DIY初心者には、片手で扱えるクイックバークランプのような“ワンタッチタイプ”が使いやすいです。

材料を片手で支えながらもう片方の手でスピーディに固定できるため、作業中のズレを防ぎやすく、安全性も向上します。

⚫︎セットで揃えると作業効率アップ

クランプは1本だけでは十分な固定力を得られないことが多く、左右から均等に挟むことで材料のズレが防げます。

そのため、複数本をセットで揃えると作業効率が一気に向上します。

サイズ違いで2本〜4本ほど持っておくと、家具づくりやDIYのあらゆる場面で柔軟に対応できるようになります。

DIY初心者におすすめのクランプ

  • F型クランプ or クイックバークランプ
  • コーナークランプ

実際DIYを始めると「どのクランプを買えばいいか迷う」という方が多いかと思います。

そのため、まずは上記に挙げた2つのクランプを揃えておくと、ほとんどの作業がカバーできるためおすすめです。

もちろん、今回紹介したクランプはどれも便利なものばかりですので、作業内容が明確な方やDIYに慣れてきた方は他のクランプも揃えていくと良いでしょう。

クランプを使うときの注意点

⚫︎締め付けすぎは材料を傷つける

クランプは強力に固定できる反面、締め付けすぎると木材に凹みや歪みが生じることがあります。

特に柔らかい木材(杉・パインなど)は痕が残りやすいため注意が必要です。

締めるときは「少しずつ力を加える」「材料が動かない程度で止める」など、様子を見ながら調整しましょう。

⚫︎接着では圧力の均一性が重要

木工の接着作業では、クランプをかける位置や数によって圧力のかかり方が大きく変わります。

偏った場所だけ強く締めると、板が反ったり隙間ができたりして仕上がりが悪くなる原因にもなります。

左右対称に配置する、一定間隔で複数本使うなど、圧力が均等にかかるよう意識することが大切です。

⚫︎クランプ跡を防ぐための当て木の使い方

クランプの金属部分が直接触れると、材料表面に跡がついたり傷がついたりします。

これを防ぐために「当て木」を使うのが基本です。

木端材を材料とクランプの間に挟むことで、力が広い面に分散され、傷を防ぎながらしっかり固定できます。

特に仕上げ面や見える場所の加工では必ず当て木を使いましょう。

ボール盤に便利なクランプもある

自作ボール盤テーブルで材料を固定する様子

治具として便利なホールドダウンクランプという種類もあり、ボール盤と組み合わせることで、小さな材料でもしっかり固定することができるようになります。

ボール盤は正確な穴あけや同サイズの穴を複数開けたい場合に便利ですので、ご興味ある方はおすすめボール盤を紹介した下記記事も参考にしてみてください。

コスパ抜群のおすすめ!

クランプを使いこなせばDIYの精度が一気に上がる!

クランプは、DIYの仕上がりを左右する“固定のための必須アイテム”です。

様々なタイプのクランプを揃えておくことで、切断・穴あけ・接着といった作業が安定し、効率も大幅にアップします。

DIYの質を上げたい方は、まずクランプの種類と使い方をしっかり押さえておくことをおすすめします!

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