
DIYを始めるときに多くの人が悩むのが、「電動工具は何から買えばいいの?」という問題です。
コスパ重視で最低限揃えるのか、それとも長く使う前提でメーカーを統一するのか。
この考え方を最初に決めておかないと、無駄な買い替えにつながりがちです。
この記事では、DIY初心者向けに失敗しない電動工具の選び方と揃え方をわかりやすく解説します。
電動工具を買う前に考えておきたいポイント

コスパ重視か、質重視かを決める
まず考えたいのが、「とりあえず作業できればいい」のか「長く使う前提なのか」という点です。
コスパ重視なら初期費用を抑えられますが、質重視なら結果的に買い替えが少なくなります。
今後どれくらいDIYを続けたいか考える
今後もDIYを続けたいのか、必要なときだけ使えればいいのかで、選ぶ工具やメーカーは大きく変わります。
ここを曖昧にしたまま買うのが、初心者の失敗パターンです。

実際に私自身も”買い替え”によって無駄な出費をしてしまいました…。
ある程度作業ができれば良い人の揃え方
工具ごとにコスパ重視で選ぶ
棚作りや簡単な木工など、趣味としてほどほどにDIYを楽しみたい人は、メーカーを統一せず、工具ごとに評判の良いものを選ぶのがおすすめです。
最近は価格の割に性能が高い電動工具も多く、必要なものだけを無駄なく揃えられます。
はじめに用意しておきたい電動工具
- インパクトドライバー
- 丸ノコ(またはジグソー)
- ランダムサンダー(研磨用)
- 電動トリマー
これらの電動工具があれば、多くのDIY作業に対応できます。
また、電動トリマーがあれば角をおしゃれに削ることができるため、さらにワンランク上の完成度を目指せます。
❶インパクトドライバー
| 電圧 | 10.8 V |
| 最大締付トルク | 約 80 N・m |
| 回転数 | 0〜2,000 min⁻¹(回/分) |
| 打撃数 | 0〜3,500 min⁻¹(打撃/分) |
| 質量 | 約 1.0 kg (バッテリー装着時) |
| 使用可能蓄電池 | 10.8 V リチウムイオンバッテリー |
| およその価格 | 約7,000円(バッテリー等含む) |
コスパ優先でおすすめなのは、アイリスのインパクトドライバーです。
信用のあるメーカーが出すインパクトドライバーの中ではかなり安く、ちょっとしたDIYを始めたい方にピッタリの電動ドライバーです。
また、バッテリーやビットが付属しているため、購入後すぐに作業を始めることがでるのも嬉しいポイントとなっています。

家具の組み立てはもちろん、ドリルビットに付け替えることで穴あけなどもできますよ!
❷丸ノコ(またはジグソー)
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 電源タイプ | コード式(AC100V) |
| 消費電力 | 550W |
| のこ刃外径 | 147mm |
| 切り込み深さ | 90°:46mm / 45°:30mm |
| 回転数 | 3,700 min⁻¹ |
| 重量 | 約2.1kg(コード含む) |
| 特徴 | 小型・軽量で家庭DIY向け/付属のソーガイドフェンスあり |
| 参考価格 | 約9,000円前後 |
木材をカットするのには丸ノコなどが必要になりますが、おすすめは京セラの”MW-46A”です。
電源式丸ノコなので、コンパクトでありながらしっかりパワーがあります。
ちなみに京セラは有名メーカーでありながら、DIYでも手が出しやすい価格が魅力となっています。
丸ノコとジグソーのどちらが良いか悩まれる方は、下記記事で紹介していますので参考にしてみてください。
❸サンダー(研磨用)
ランダムサンダーがあると、手でやすりをかけるより楽に木材を角を丸くしたり、表面を綺麗に仕上げたりすることができます。
また、均一にも仕上がりやすくなります。
DIYでは、藤原産業の下記ランダムサンダーがコスパも良く、高い人気があります。
❹電動トリマー

電動トリマーは、溝掘り・面取り・円切りなど、さまざまな加工ができる工具です。
使えるようになると、DIYのレベルを一気に引き上げてくれます。
ねじを使わない組み立てができたり、見た目をおしゃれに仕上げられたりと、作品のクオリティや表現の幅を大きく広げてくれるのも魅力です。
京セラの”MTR-42”は、コスパが良さで高い人気がありますので、初めて使う方にもおすすめです。
電動トリマーで出来ることや具体的な加工方法については下記記事を参考にしてみてください。
DIYにハマる可能性が高い人の揃え方
メーカーを統一するメリット
今後も工具を増やしていく予定があるなら、メーカーを統一する方が圧倒的に便利です。
バッテリーを共有できるため、工具が増えるほどコスパと使い勝手が良くなるためです。
メーカーやバッテリーの種類が違うと、工具の使い回しができないため、結果的に出費が増えてしまうことになります。
マキタ or ハイコーキがおすすめ!
メーカーを統一するなら、国内2大メーカーの「マキタ」か「ハイコーキ」を揃えていくのがおすすめです。
どちらも品質や信頼性が高く、プロからDIYerまで幅広く支持されています。
どっちが良いかという点では、それぞれ好みや用途によって異なるため一概には言えませんが、価格はハイコーキの方が若干安くなっています。
マキタ 18Vシリーズの特徴

対応工具が多く初心者でも選びやすい
マキタの18Vシリーズは、DIYからプロ用途まで幅広い工具が揃っています。
情報量も多く、初心者でも選びやすいのが特徴です。
また、パワーがありながら扱いやすい重さになっているため、どの工具でも作業がしやすいです。
こんな人におすすめ

迷ったときは、マキタの18Vシリーズを選んでおけば失敗はないですよ!
ハイコーキ マルチボルトシリーズの特徴

高出力と将来性が魅力
ハイコーキのマルチボルトバッテリーは、18Vと36Vを自動で切り替えるのが特徴です。
つまり、同じハイコーキなら、18Vと36Vどちらの電動工具にも使える(一部除く)ということです。
そのため、高出力が必要な作業にも対応できます。
こんな人におすすめ

将来的に、よりパワーのある36Vシリーズを使いたくなる可能性がある方には特におすすめです!
初心者が最初に買っておきたい定番電動工具
インパクトドライバー
⚫︎マキタ:TD173
ブラシレスモーター搭載でパワフルかつバッテリー持ちが良く、モード切替により作業内容に合わせた安定したねじ締めができます。
全周LEDライトで手元も見やすく、取り回しの良さと使いやすさを重視したモデルです。
⚫︎ハイコーキ:WH36DD

ハイコーキの36Vマルチボルト対応インパクトドライバーで、強力なパワーと扱いやすさを両立したモデルです。
マキタ同様モード切り替え機能がついており、Bluetooth対応バッテリーであればスマホアプリからさらに細かい調整も可能となっています。
コンパクトなボディで狭い場所でも作業しやすく、トリプルハンマ機構により振動が少なく安定した締め付けができます。
丸ノコ
⚫︎マキタ:HS631D

DIY〜プロ現場まで幅広く支持される18V丸ノコの定番モデルです。
2×4材や構造材もスムーズに切断できるハイパワー仕様で、負荷を感じず、快適なカットができます。
また、ブラシレスモーターによる高効率駆動で、コード式に迫る切断スピードを誇ります。
⚫︎ハイコーキ:C1806DB
ハイコーキ「C1806DB」は、静音性・操作性・パワーを高次元で両立した18V丸ノコです。
独自の「低騒音ブラシレスモーター」を搭載しており、住宅地や室内作業でも使いやすいのが特徴の一つです。
切断スピードは高速で、前述したマキタの丸ノコと同程度の性能があります。
下記記事では、今回紹介した丸ノコよりもさらに性能が高いものも紹介していますので、参考にしてみてください。
サンダー
⚫︎マキタ:BO180D
ワンタッチで変更できる3段階変速機能があるランダムサンダーです。
コードがないため取り回しがよく、使いやすさは抜群と言えます。
⚫︎ハイコーキ:SV1813DA
変速ダイヤルで回転速度を6段階に調整でき、マキタ製よりもさらに細かい設定が可能です。
荒削りは高速、仕上げは低速などのように作業やペーパーの種類に合わせて使い分けできます。
電動トリマー
⚫︎マキタ:RT50D
DIY用のトリマーは、高回転数で作動するものが多く、使いにくい場面も多々あります。
しかし、RT50Dであれば速度調整機能がついているため、面取りや溝加工など幅広い用途に対応してくれます。
非常に使いやすいため、初心者の方ほど使った方がよいモデルと言えます。
⚫︎ハイコーキ:M3608DA

ハイコーキの”M3608DA”は、電動トリマーの中でもナンバーワンと評価されるほど優秀な性能を誇っています。
速度調整機能はもちろん、片手操作できるワンハンドオペレーション仕様も特徴の1つとなっており、静音性もかなり高いです。
マルチボルトバッテリーを使うのであれば、ぜひ持っておいてほしい電動工具となっています。
電動工具選びでよくある失敗例
ご自分の目的をしっかり把握したうえで電動工具を選ぶと、パワー不足や耐久性への不満、使わない工具を買ってしまうといった失敗を防ぐことができます。
まとめ|自分に合った揃え方でDIYを楽しもう
電動工具選びで大切なのは、自分のDIYスタイルに合った揃え方をすることです。
コスパ重視でも、メーカー統一でも、正解は人それぞれです。
最初に方向性を決めておけば、無駄なく、快適にDIYを楽しめるようになります。











