
テーブルソーは治具を追加することで、精度・安全性・作業効率が大きく向上します。
本記事では、実際に使ってきた自作テーブルソー治具を中心に、あわせて市販で購入できる便利な治具もまとめて紹介します。
「作る」「買う」どちらが合っているかの判断材料としても参考にしてください。
テーブルソー治具を自作するメリット

精度の安定と再現性が高まる
治具を使うことで、材料の位置決めが安定し、毎回同じ精度でカットできるようになります。
特に定寸カットや直角切りでは、治具があるかどうかで仕上がりに大きな差が出ます。
作業効率・安全性が向上する
材料を手で押さえながら切る作業は、精度が出にくいだけでなく危険も伴います。
治具を使えば、手を刃から離した状態で作業できるため、安全性が大きく向上します。
市販品より低コストで作れる
シンプルな治具であれば、端材やホームセンターの材料だけで作れるものも多くあります。
必要な機能だけを盛り込めるため、コスパ良く実用的な治具を作れるのも魅力です。
切断精度を高める自作テーブルソー治具
フェンスガイド

フェンスガイドは、材料をフェンスにしっかり押し当てた状態でカットするための補助治具です。
長尺材や反りのある材料でも、刃に対して平行を保ちやすくなり、切断面の精度が安定します。
自作フェンスでも、ガイドを追加することで既製品に近い使い心地に近づけることができます。
クロスカットスレッド

横方向に材料を正確に切るための定番治具です。
マイタースロット(スライドさせるレールのこと)を利用してスライドさせることで、直角で安定した横切りが可能になります。
フェンスだけで切るよりもブレが少なく、同じ長さ・同じ角度のカットを安定して行えるのが大きなメリットです。
集塵カバー・集塵フード

集塵カバーは、切断時に発生する木くずや粉じんを効率よく吸い取るための治具です。
作業環境がきれいになるだけでなく、刃の見え方が良くなり安全性の向上にもつながります。
サイクロン集塵機と組み合わせることで、メンテナンスの負担を大幅に減らすこともできます。
テーブルソー用ボタンスイッチ

ボタンスイッチは、緊急時にすぐ電源を切るための安全対策治具です。
膝や手で押せる位置に設置することで、材料から手を離さずに停止できるのが特徴です。
自作テーブルソーほど安全装置が簡素になりがちなため、優先的に導入したい治具のひとつです。
プッシュスティック

材料をフェンスやテーブルに押し付けながらカットするための道具です。
巻き込み事故やキックバックの防止効果があり、安全性を高めたい場合に特に有効です。
自作する場合は、ジグソーなどを使うと好きな形に作ることができます。
マイターベース
マイタースロットに通すことで、45度のカットができるようになる治具です。
自作する場合も、三角形のベースを作り、マイタースロットにハマるバーを取り付けるだけなので非常に簡単です。
マイターゲージ テーブルフェンスツール
前述したマイターベースよりも多機能で、材料を平行・直角はもちろん、好きな角度でカットができる治具です。
マイターゲージを持っておけば、幅広い加工に対応できるためおすすめです。
治具を作る・選ぶときの注意点
⚫︎安全最優先で考えるポイント
切断精度よりも、まずは安全性を重視しましょう。
無理な構造や不安定な治具は事故の原因になります。
⚫︎精度を保つためのメンテナンス
治具も消耗します。
定期的に歪みやガタつきを確認し、必要に応じて調整しましょう。
まとめ|テーブルソー治具で安全・高精度なDIYを
テーブルソーは、治具次第で作業の質が大きく変わります。
自作・市販をうまく使い分けながら、安全で精度の高いDIYを楽しみましょう。






