
暑い季節になると、庭で過ごすのがつらくなることもありますよね。
特に直射日光が強い日は、せっかく作った庭も快適とは言えません。
そこで今回は、庭に日陰を作って快適な空間に変える8つの方法をご紹介します!
シェードやパラソルといった手軽なアイテムから、ルーバーフェンスやパーゴラなどの本格的な日よけ設備まで、目的や予算に合わせて選べるアイデアを幅広くまとめました。
おしゃれで実用的な日差し対策を取り入れて、快適なガーデンライフを楽しみましょう。
庭に日陰を作るメリットとは?

日中でも快適に庭で過ごせる
夏の日差しが強くなると、せっかく整えた庭でも外に出るのがつらく感じることがありますよね。
ですが、日陰を作る工夫をすれば、日中でも涼しく快適に庭で過ごすことが可能になります。
家族でランチや読書、子どもの水遊びなども、暑さを気にせず楽しめるようになりますよ
紫外線や熱中症対策になる
直射日光に長時間当たることは、紫外線による肌ダメージや熱中症のリスクを高める要因となります。
特に小さなお子さんや高齢の方がいるご家庭では、日陰の確保が重要です。
日陰があるだけで、身体に与える熱のストレスが減り、体温の上昇も緩やかになります。
植栽や家具の日焼け防止にも効果的
強い日差しは、人だけでなく植物や家具にもダメージを与えることがあります。
特にウッドデッキやガーデンチェアなどは、紫外線で色あせや劣化が進みやすい素材です。
また、真夏の強光線に弱い植物は葉焼けを起こしてしまうことも。
一部でも日陰があると、庭全体の環境が安定し、植物の育成や家具の劣化防止にもつながります。
庭の日陰を作る8つの方法
1. サンシェード・タープ

設置が簡単で、デザインも豊富。DIYで取り付け可能。
サンシェードやタープは、手軽に設置できる日除けアイテムとして人気です。
家の外壁やフェンス、ポールなどに取り付けて斜めに張ることで、直射日光をしっかりカット。
日陰の広さや角度も調整しやすく、デザインやカラーも豊富なので、おしゃれな庭づくりにもぴったりです。
最近ではUVカットや撥水加工された高性能なシェードも多く、長期間使用するにも安心ですよ。
2. ガーデンパラソル

移動式で柔軟に日陰を作れる。コンパクトで便利。
ガーデンパラソルは、好きな場所に日陰を作れる可動式のアイテムです。
設置も片付けも簡単で、庭だけでなくベランダやウッドデッキにも対応可能。
サイズや形、支柱の角度など種類が多く、テーブル付きタイプや風に強いベース付きのものもあります。
「とりあえず手軽に日除けをしたい」という方には特におすすめです。

蚊帳(ネット)などを取り付ければ虫対策しながらお茶を楽しむこともできますよ!
3. シンボルツリー・植栽で自然な日陰

涼しげな木陰を作れるが、成長には時間がかかる。
シンボルツリーや高木・低木を植えることで、ナチュラルな木陰を庭に作ることができます。
夏の強い日差しを和らげてくれるだけでなく、四季を感じられる自然の演出にもなります。
ただし、植えたばかりの木はすぐに日陰を作ることができないため、数年単位での成長を見越した計画が必要です。
既存の日除けと併用しながら育てると良いでしょう。

花壇・囲いの作り方はこちらの記事を参考にしてみてください。
4. パーゴラ

ナチュラルでおしゃれ。日除け+グリーンの演出に。
木やアルミ製のパーゴラにシェードをつけると日陰のあるおしゃれな庭を作ることができます。
また、ブドウやクレマチスなどのつる植物を這わせると、自然で心地よい日陰空間が完成します。
グリーンのトンネルのような見た目は、おしゃれでリラックスできる空間づくりに最適です。
DIYでパーゴラを組み立てることもでき、庭の雰囲気を一気に格上げしてくれるアイテムになります。
植物が成長するまでは、シェードなどと併用するのもおすすめです。
5. ガゼボ・東屋

本格的な日除け+休憩スペース。リゾート感あり。
庭に余裕がある方には、ガゼボ(東屋)も魅力的です。
屋根付きの休憩スペースとして、テーブルやチェアを置いて本格的なガーデンリビングを楽しめます。
しっかりとした構造なので風にも強く、日陰をしっかり作ってくれるだけでなく、雨除けとしても活躍。
デザイン次第では、庭にリゾート感や高級感を加えることができます。

もともとパーゴラは植物などを巻き付けるのを目的にしたもので、ガゼボは休憩小屋のような用途で使われるものです!
6. サンシェードテント・タープ

ピクニック感覚で一時的な日陰スペースにぴったり。
キャンプ用のサンシェードテントは、使いたいときだけ広げて使えるポータブルタイプのシェードです。
地面に固定できるため安定性があり、子どもの遊び場やアウトドア気分を味わいたいときに最適。
使わないときは折りたたんで収納できるので、スペースが限られている庭にもぴったりです。
7. ルーバーフェンス(目隠し兼用)

横からの光もカットでき、目隠しにも効果的。
ルーバーフェンスは、目隠しと日除けを同時にこなす便利なアイテムです。
ルーバーの角度を工夫すれば、直射日光を遮りつつ、風や視線もほどよくコントロールできます。
設置もDIYで可能で、木製・樹脂製・アルミ製など素材も選べます。
特に隣家との境界やウッドデッキ周りに設置すると、プライバシーと快適さが両立できます。
もっと金額を抑えたいという方は、DIYで目隠しフェンスを作る方法を解説した下記記事を参考にしてみてください。
8. カーポート

車の日除けだけでなく、作業場・遊び場にも活用可能。
意外と使えるのがカーポート。車のためだけではなく、庭作業の休憩スペースや自転車置き場、子どもの遊び場としても使える多目的な日除け設備です。
アルミやポリカーボネート屋根のタイプが多く、雨除けにも対応。
スペースに余裕があれば、庭の一部に設置するだけで利便性がグッとアップします。
手軽でおすすめなのはこれ!
サンシェード・タープ
サンシェード・タープは、手軽かつ広範囲に日陰を作れる便利なアイテムです。
お庭はもちろん、ベランダやバルコニーなどでも使用でき、非常に汎用性の高い日除け対策として人気があります。
また、壁に穴を開けなくても窓枠やサッシに取り付けできるフックも販売されており、建物に傷をつけたくない方にもおすすめです。設置や取り外しも簡単なので、初心者でも扱いやすいのが特徴です。
ガーデンパラソル
ガーデンパラソルも手軽かつおしゃれに日陰対策ができるアイテムで、好きな場所に移動ができるという魅力があります。
大型タイプは重り(ベース)が必須とも言えますので、すぐ使用したい方は重りも合わせて購入しておきましょう。
まとめ|庭の日陰づくりで快適な空間に
日差し対策は、快適な庭づくりの第一歩。
今回ご紹介した方法を参考に、あなたの庭にもぴったりの「日陰スペース」を作ってみてください。
工夫次第で、夏の庭も心地よく過ごせる場所になりますよ!