マキタのインパクトドライバーMTD001Dはおすすめ?【性能解説】

マキタ製インパクトドライバー”MTD001D”の穴あけ・ねじ締め能力など、詳しい性能を紹介していき、おすすめできるインパクトドライバーなのかを解説しています。

結論、マキタの”MTD001D”は、DIYで使用するにあたっておすすめできる性能を誇っていますので、その根拠を詳しく解説していきます。

インパクトドライバーとドリルドライバーの違い

左:ハイコーキ”WH36DD” 右:ハイコーキ”DV18DE”

インパクトドライバーとドリルドライバーはどちらもねじ締めと穴あけの両方を行うことができますが、両者には「目的・用途の違い」や「トルクの違い」などがあり、インパクトドライバーは、主にねじを締める・ねじを外す作業を得意とし、ドリルドライバーは、主に穴あけ作業を得意としています。

DIY用としてどちらか一方を選ぶなら個人的にはインパクトドライバーの方がおすすめで、ドリルドライバーだと長いねじや太いねじが締め切きれなかったりしますが、インパクトドライバーであれば、トルクがある分ねじ締めや穴あけ作業を幅広く対応してくれます。

両者の詳しい違いについては、使い分け方なども解説した下記記事を参考にしてみてください。

MTD001Dの基本性能

能力・高力ボルト M5〜M12
・コーススレッド 22〜125mm
最大締付トルク145N・m
六角軸6.35mm
回転数・0~2700min-1(回/分)
打撃数・0~3000min-1(回/分)
本体寸法(長さ×幅×高さ)143 × 82 × 227mm
質量1.2kg(バッテリー含む)
使用可能蓄電池14.4Vリチウムイオンライトバッテリ
スクロールできます

MTD001Dには、高いトルクが備わっているため棚などの組み立てをスピーディーに行うことができるのはもちろん、大きめのねじでも力強く締め付けていくことができます。

また、ドリルビットを交換することで木材だけではなく、薄い鉄やアルミ素材にも穴あけすることができるため、DIYにおける作業では困ることがないほど十分な性能を誇っています。

収納ケースや充電器、バッテリーが2つ付属されているのも嬉しい点で、途中でバッテリーがなくなっても交換すればすぐ使えるため作業を円滑に行うことができますよ。

ちなみに今回紹介している”MTD001D”よりもわずかに性能が良くなった”MTD002D”という機種もあり、詳しい違いについては下記記事で解説していますのでご興味ある方はそちらも参考にしてみてください。

5つの特徴

  1. ねじ締めと穴あけの両方が可能
  2. コンパクト&軽量デザイン
  3. 高いトルクでしっかり締め付け
  4. 無段変速機能で幅広く対応
  5. LEDライト搭載

①ねじ締めと穴あけの両方が可能


トルクが弱くて穴あけやねじ締めがスムーズにできないと、時間がかかるだけではなく疲労感も増してしまうため、ご自分の作業内容に応じた電動ドライバーを選ぶ必要があります。

しかし、今回紹介しているMTD001Dであれば高いトルクを発揮するため、木材から金属などの硬い材料にも対応し、上記画像のようなアルミフェンスのにも問題なく穴をあけ・ねじ締めをすることができます。

MTD001Dで作った目隠しフェンスについては下記記事からも確認できますので、参考にしてみてください。

さらに高性能なインパクトドライバーを求める方は、高いトルクはもちろん、アプリで細かい設定ができるハイコーキのWH36DDというモデルもあり、私も愛用していますよ!

②コンパクト&軽量デザイン

MTD001Dには、コンパクトなデザインや軽さ、握った時フィット感などがあり、長時間の作業でも疲れにくく初心者の方や女性の方でも扱いやすい仕様となっています。

電動工具はバッテリーも含め、性能が高くなるにつれて重さも比例してしまう傾向があり、作業に必要ない能力(オーバースペック)になると「扱いにくい」というデメリットが生じてしまいます。
しかし、MTD001DはDIYに必要な高い能力を備えつつ、扱いやすさもあることからおすすめのインパクトドライバーとなっています。

③高いトルクでしっかり締め付け

トルクは145N・mあり、全長10cm以上のコースレッド(ねじ)を使ってもしっかり木材に締め付けることができるため、DIYの作業において困るようなことはほぼないでしょう。
万が一締め付けれないサイズのねじを扱ったとしても、下穴を開ければ問題はなく、対応できるようになるでしょう。

そもそも木材が割れたりしないためにも下穴を開けからねじ止めするようにしましょう!

④無段変速機能で幅広く対応

無段変速機能とはスイッチの引き加減で電圧が代わり、それに伴って回転速度を調整することができる機能です。スイッチを軽く引けばゆっくりと回転し、強く引けば高速で回転し、この無段変速機能があるおかげで、様々な作業内容に対応することができるようになります。

インパクトドライバーはスイッチをいきなり強く引きすぎると木材が割れたりネジ穴がなめたりしてしまう可能性もあり、作業内容に応じて無段変速機能をうまく使いこなすことが必須となってきます。

⑤LEDライト搭載

LEDライトが搭載されており、暗い場所でも手元を照らして作業することができます。

日中でもライトがついていないと見えなくて作業できないような場面もあり、無理に行うとねじ穴を潰してしまう可能性などもありますが、ライトが搭載されていればそういった心配もなくなるため、安心して作業することができます。

気になる点

マキタの”MTD001D”には、幅広い作業内容に対応できる性能を誇っており、DIYにおいて困るようなことはほとんど起こらないインパクトドライバーといえます。

唯一気になるとしたら”バッテリー切れ”で、私のように一日中作業しているとどうしても途中でバッテリーがなくなってしまうことがあります。
とはいえ、数時間作業する場合には全く問題なく、万が一充電切れになってもバッテリーが2つ付属されているため交換するだけで作業を継続することができ、特に大きなデメリットとはならないでしょう。

DIYには非常におすすめ!

マキタのインパクトドライバー”MTD001D”は、非常に高い性能を有しており、ねじ締めから穴あけまでマルチに活躍してくれます。
パワーもあり、硬い素材への加工にも力を発揮してくれます。

また、「バッテリー×2個」・「充電器」・「収納ケース」が付属しているため、電池切れの心配もなく、使用しない時は収納ケースにまとめてしまっておくこともできます。

ちょっとした家具などの組み立てから本格的なDIYまで対応できるMTD001Dは、おすすめのインパクトドライバーなっていますので、迷われていた方はぜひ検討してみてください。

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