
インパクトドライバーの記事を見ても、スペックや数値ばかりで「結局どれがいいの?」と感じたことはありませんか?
実際に使ってみた感想が少なく、選ぶ基準がわかりにくい記事も多いですよね。
この記事では、ただおすすめ商品を紹介するのではなく、実際にDIYで使ってわかった選び方のコツや注意点を解説しながら、本当におすすめできるインパクトドライバー厳選して紹介します。
初心者が失敗しやすいポイントや、用途別のおすすめもわかりやすくまとめていますので、あなたにぴったりの1台を選ぶ参考にしてください。
インパクトドライバーとは?どんなDIYで使う?

インパクトドライバーは、ネジ締めやボルト締めを強力に行える電動工具です。
内部で“打撃(インパクト)”を加えながら回転するため、硬い木材や長いビスでもスムーズに締め込めるのが特徴となっています。
また、家具づくりやフェンス、デッキ、物置づくりなど、DIYでもっとも活躍する工具のひとつであり、ドライバーや電動ドリルのように見えますが、パワーと用途が異なります。
まずは「ドリルドライバーとの違い」から見ていきましょう。

ちなみにバッテリー式の電動工具を使うときは、メーカーやバッテリーの種類、そして工具の電圧(V)を揃える必要があります!電圧が揃っていないと基本的には使えません!
⚫︎ドリルドライバーとの違い

ドリルドライバーは、主に穴あけや軽いネジ締めに向いています。
一方、インパクトドライバーは回転に加えて打撃を与えるため、固い木材や太いビスでもグッとねじ込むことが可能です。
| 比較項目 | インパクトドライバー | ドリルドライバー |
|---|---|---|
| 主な用途 | ネジ締め・ボルト締め | 穴あけ・軽いネジ締め |
| パワー | 強い(打撃あり) | 弱め(打撃なし) |
| 音 | 大きめ | 静か |
| 操作性 | やや慣れが必要 | 扱いやすい |
| 向いている人 | 組立や外構など本格DIY | 室内の小物・家具DIY |
特に屋外でのDIYや厚い木材を扱う作業では、インパクトドライバーのほうが圧倒的に便利です。
逆に、繊細なネジ締めや小家具の製作では、ドリルドライバーの方が仕上がりがきれいにいくこともあります。

どちらか一方を選ぶなら、よりパワーのあるインパクトドライバーの方が幅広く作業をこなしてくれますよ!。
⚫︎使えるDIY例(家具づくり、フェンス、デッキ、物置など)
インパクトドライバーは、ほとんどの木工・外構DIYで活躍します。
特に次のようなシーンでは、なくてはならない必須アイテムです。
- 家具づくり:棚、机、ベンチなどのネジ固定
- フェンスDIY:支柱や板の取り付け、ビス固定
- ウッドデッキ:厚い木材への長ビス打ち込み
- 物置づくり:骨組みや壁板の固定
- 花壇やレイズドベッド:枠木の組み立て
- カーポートやサンシェード設置:金具やボルトの締め付け
特に屋外DIYでは、材料が硬かったり長いビスを使う場面が多いため、インパクトドライバーがあるかないかで作業効率が大きく変わります。
インパクトドライバーの選び方
インパクトドライバーを選ぶときは、パワー(電圧)・トルク・重さ・モーターの種類・バッテリー互換性の5つがポイントです。
ここをしっかり押さえるだけで、「パワーが強すぎて使いづらい」「思ったより非力だった」といった失敗を防げます。
①電圧(V)でパワーを選ぶ
| 比較項目 | 〜12V | 14.4V | 18V | 36V / 40Vmax |
|---|---|---|---|---|
| 特徴 | 軽量・取り回しやすい | 軽量ながら少し本格的 | バランス最強、DIY全般対応 | 圧倒的トルク・プロ仕様 |
| 向いている作業 | 家具の組み立て、棚づくり、室内DIY | 小型デッキ、ウッドフェンス、外壁補修 | デッキ、フェンス、物置、ガレージなど屋外DIY全般 | 外構作業、解体、金属加工、長時間作業 |
| メリット | 女性・初心者でも扱いやすく手首負担少なめ | 18Vより軽量、扱いやすい | 太いビス・硬い木材・長時間作業もOK | 高負荷作業でもパワーが落ちにくい |
| 注意点 | 太いビスや硬い木材ではパワー不足になる場合あり | 近年はラインナップ減少中 | やや重い(1.4kg前後)、軽量モデルもあり | 重く価格高め、家庭用DIYにはオーバースペック |
| おすすめユーザー | 家具・室内DIY中心、女性・初心者 | 軽めの屋外DIYもやりたい人 | DIY全般、迷ったらこのクラス | プロ、外構・金属加工などハード作業向け |
インパクトドライバーのパワーは電圧(V)で決まります。
数字が大きいほど回転力(トルク)・打撃力が強くなり、太いビスや硬い木材にも対応できます。
12V以下のドライバーであれば、パワー不足によって木材へのネジ締めや穴あけが途中で止まってしまうことがありますが、一般的な家具の組み立てなどには全く問題はありません。
一方、ドライバーの機種にもよりますが、18Vであればプロの方も使うほどしっかりとしたパワーがあり、大体の作業は問題なくこなせるためおすすめです。
②トルク調整・打撃数をチェック
- トルク:ネジやボルトをどれだけ強い力で締め付けられるかを表す数値
- 打撃数(ipm):1分間にどれだけ打撃(インパクト)を加えるかを示す数値
インパクトドライバーは、トルク(締め付け力)と打撃数(インパクト回数)も重要です。
高性能な機種ならこれらの調整ができ、作業内容に合わせて木材を割らずに、ネジをしっかり締めることができます。
ただ、DIYであればそこまでの性能は必要ないかと思います。
③重さとグリップ感も重要
意外と見落としがちなのが重さと握りやすさです。
パワーが強くても、重たいドライバーでは長時間作業がつらく、疲労の原因にもなります。
- 目安:1.2~1.5kg以下なら扱いやすい
- グリップ:ゴム製など滑りにくい素材が◎
- バランス:バッテリー装着時の重心が手元寄りだと安定
基本的にV(電圧)やAh(電池容量)が大きいバッテリーほど、ドライバー全体の重さが増します。
④ブラシレスモーターなら長持ち&省エネ
モーターの種類にも注目しましょう。
ブラシレスモーター搭載モデルは摩耗しにくく、静音性・耐久性・省エネ性能に優れています。
従来型の「ブラシモーター」に比べて値段はやや高いですが、
- 長時間の作業でも発熱しにくい
- メンテナンスが少ない
- バッテリーが長持ちする
といったメリットがあり、長く使いたい人には断然おすすめです。
もちろん、長時間使わない方は、従来のブラシモーターで十分となっています。
⑤幅広くDIYするならバッテリーを揃えるのがおすすめ

DIYを続けていくなら、同じメーカーで工具をそろえるのがコツです。
理由は、バッテリーが共通で使えるためです。
追加の工具を買うときにバッテリー付きセットを選ぶ必要がなく、コスパも抜群です。
メーカー別の特徴は次の通り👇
このように、メーカーを統一することで「充電器をいくつも用意しなくていい」など、使い勝手も格段に向上します。
ただし、メーカーの中でもさらに”電圧(V)の異なるバッテリー”が取り扱われており、同じ電圧の工具しか使えませんので注意しましょう。

ちなみにHiKOKIのバッテリー「マルチボルトシリーズ」は、18Vと36V両方の工具に使えるため本格的なDIYをやりたい方にはおすすめですよ!
💡HiKOKI(ハイコーキ)とは、旧日立工機の電動工具ブランドで、信頼性・性能が高く、プロ向けからDIY向けまで幅広く使える日本の工具メーカーです。
失敗しやすい選び方とその理由
⚫︎オーバースペック
高電圧モデル(18V〜など)はパワーがある反面、繊細な作業には不向きな場合があります。
慣れれば問題ありませんが、細いネジや柔らかい木材に使用すると、ネジ頭が潰れたり、木材が割れてしまうこともあります。
また、用途以上のスペックがあると、無駄に出費がかさんでしまいますので、家具づくりや小物DIYが中心なら、10.8V〜12Vクラスの軽めのモデルでも十分です。
⚫︎パワー不足(硬い木材に使えない)
逆に、パワーが弱すぎるドライバーを選ぶと、硬い木材や長いビスを扱うときに途中で止まってしまうことがあります。
特に、外構やウッドデッキなど屋外DIYでは、18Vクラス以上のモデルを選ぶと安心です。
作業内容に合わせて、必要なトルクと電圧を確認しておきましょう。

太めのネジを硬い木材に打つときは、14.4Vのインパクトドライバーでも途中で止まってしまうことがあります。
⚫︎重たすぎて長時間作業が辛い
ハイパワーなモデルほどモーターやバッテリーが大きくなり、本体重量も重くなります。
重いドライバーは、頭上作業や長時間作業で腕が疲れやすいのがデメリット。
軽作業が多い方は軽量コンパクトタイプ(10.8V〜12V)を、頭上作業でパワーが必要な場合は18Vの軽量タイプを選ぶと快適です。
⚫︎安さだけで選ぶとバッテリー持ちが悪い
価格の安いモデルは、バッテリー容量が小さいものが多く、長時間使うとすぐに電力が切れてしまいます。
また、充電時間が長い・バッテリー寿命が短いなどの問題もあります。
DIYを続けていくなら、信頼できるメーカー製のリチウムイオンバッテリー搭載モデルを選ぶのが結果的にお得です。
マキタの互換性バッテリーなどもよく売られていますが、火災・事故を防ぐためにもなるべく純正のバッテリーを使うようにしましょう。
DIYにおすすめのインパクトドライバー9選
軽量&コンパクトで初心者向け(簡単DIY向け)・18Vで本格DIY対応(本格DIY向け)・プロ仕様でも扱いやすい高性能モデル(セミプロ向け)の3つに分けて、おすすめのインパクトドライバーを紹介していきます。
基本的には下へ行くに連れて、性能が高くなっています。
また、表内の目安価格は付属されるバッテリーの個数や内容なども異なるため、価格だけでは比較しきれない場合があります。
◾️軽量&コンパクトで初心者向け
①JID80【アイリスオーヤマ】
| 電圧 | 10.8 V |
| 最大締付トルク | 約 80 N・m |
| 回転数 | 0〜2,000 min⁻¹(回/分) |
| 打撃数 | 0〜3,500 min⁻¹(打撃/分) |
| 質量 | 約 1.0 kg (バッテリー装着時) |
| 使用可能蓄電池 | 10.8 V リチウムイオンバッテリー |
| およその価格 | 約7,000円(バッテリー等含む) |
アイリスオーヤマの JID80-Z は、10.8V の充電式インパクトドライバーで、DIY初心者~軽めの木工作業までを想定したモデルです。
軽量設計で取り回しが良く、家具の組み立てや棚作りなど室内作業にぴったりです。
手元を照らすLEDライト付きで、暗い場所でも作業しやすいのもポイントです。
②BID-1110L1【京セラ】
| 能力 | ・小ねじ M4〜M8 ・普通ボルト M5〜M12 ・高力ボルト M5〜M10 |
| 最大締付トルク | 110 N・m |
| 回転数 | 0〜2,200 min⁻¹(回/分) |
| 打撃数 | 0〜3,000 min⁻¹(打撃/分) |
| 質量 | 約 1.0 kg(バッテリー装着時) |
| 使用可能蓄電池 | 10.8 V リチウムイオン(1,500mAh) |
| およその価格 | 約12,000円(バッテリー等含む) |
京セラの「BID-1110L1」は、10.8Vのバッテリーで駆動する軽量・扱いやすいインパクトドライバーです。
質量わずか1 kgと軽く、手首にかかる負担を抑えつつ、最大締付トルク110N・mを実現。
家具の組み立てや棚づくりなど、室内DIYから軽めの屋外作業まで幅広く対応可能です。
③MTD001D【マキタ】
| 能力 | ・高力ボルト M5〜M12 ・コーススレッド 22〜125mm |
| 最大締付トルク | 145N・m |
| 回転数 | ・0~2700min-1(回/分) |
| 打撃数 | ・0~3000min-1(打撃/分) |
| 質量 | 1.2kg(バッテリー装着時) |
| 使用可能蓄電池 | 14.4Vリチウムイオンライトバッテリー |
| およその価格 | 約19,000円(バッテリー等含む) |
マキタのDIY向けインパクトドライバーで、コンパクトながらパワーも十分あり、家具づくりや棚の組み立てなど、幅広いDIYに対応できる性能を備えています。
14.4Vの適度なパワーで、家具の組み立てや棚づくりなどの室内DIYはもちろん、フェンスや物置の設置など中程度の屋外作業にも対応します。
重さは約1.2kgと軽く、さらに、LEDライト付き・無段変速スイッチ搭載など、細かい操作性にも優れており、初めて電動工具を使う方でも安心して使えます。

人気も高く、迷ったらおすすめのインパクトドライバーです!
④WH12DCA【ハイコーキ】
| 能力 | ・普通ボルト:M5〜M16 ・高力ボルト:M5〜M12 ・コーススレッド:22〜125mm |
| 最大締付トルク | 170N・m |
| 回転数 | 0〜3,400min⁻¹(回/分) |
| 打撃数 | 0〜3,900min⁻¹(打撃/分) |
| 質量 | 約1.2kg(バッテリー装着時) |
| 使用可能蓄電池 | 10.8Vリチウムイオン電池 |
| およその価格 | 約33,000円(バッテリー等含む) |
ハイコーキのWH12DCAは、コンパクトながら最大170N・mの高トルクを誇る10.8Vインパクトドライバーです。
軽量1.2kgのボディで取り回しやすく、家具の組み立てやウッドフェンスなどのDIYにも最適です。
防じん・耐水性能(IP56)も備えているため、屋外作業でも安心して使えます。
◾️18Vで本格DIY対応
⑤FWH18DA【ハイコーキ】
| 能力 | ・普通ボルト M5〜M14 ・高力ボルト M5〜M12 ・小ねじ M4〜M8 |
| 最大締付トルク | 最大 140 N・m(1,428kgf・cm) |
| 回転数(無負荷) | 0〜2,700 min⁻¹(回/分) |
| 打撃数(ipm) | 0〜3,600 min⁻¹(打撃/分) |
| 質量 | 約 1.3 kg(バッテリー装着時) |
| 使用可能蓄電池 | 18Vリチウムイオン電池 |
| およその価格 | 約13,000円(バッテリー等含む) |
ハイコーキのFWH18DAは、DIY用途に適した18V充電式インパクトドライバーです。
18Vという十分な電圧を持ちながら、ヘッドがスリムで取り回しが良く、軽量仕様なので家庭用〜外構DIYまで幅広く対応できます。
前述したWH12DCAよりも性能は劣りますが、DIYモデルのため18Vでもコスパの良い価格となっています。
⑥TD173【マキタ】
| 能力 | ・小ねじ:M4〜M8(径 約4〜8mm) ・普通ボルト M5〜M16 等 ・高力ボルト M5〜M14 |
| 最大締付トルク | 180 N・m |
| 回転数 | 0〜3,600 min⁻¹(回/分) |
| 打撃数(ipm) | 0〜3,800 min⁻¹(打撃/分) |
| 質量 | 約1.5kg(バッテリー装着時) |
| 使用可能蓄電池 | 18Vリチウムイオン |
| およその価格 | 約37,000円(バッテリー等含む) |
マキタのTD173は、パワフルでありながら、111mmのコンパクトヘッド長と約1.5kg(バッテリー含む)という軽量ボディが魅力のインパクトドライバーです。
最大トルク180 N・mを実現し、屋外のウッドフェンス・デッキの組み立てや重めのねじ締め作業にも十分対応します。
ブラシレスモーター搭載で耐久性も高く、DIYから準プロ仕様まで幅広いユーザーにおすすめです。

いろんなインパクトを使ってみるとよくわかるんですが、マキタのTD173は本当に操作性が抜群ですよ!
握りやすさや重心バランスが絶妙で、長時間使っても手が疲れにくいのがポイント。
「やっぱマキタだな〜」って思える使い心地です。
💡ボアビットで少し大きめの穴を開けたとき、18Vモデルと12Vモデルでは貫通のスピードも疲労感もまったく違いました。
18Vの方はスムーズに穴が開いて作業も軽く感じたので、木材加工が多い人にはやはり18Vがおすすめです。
⑦WH18DC【ハイコーキ】
| 能力 | ・小ねじ 4~10mm ・普通ボルト M5~M18 ・高力ボルト M5~M14 |
| 最大締付トルク | 180N・m |
| 回転数 | ・0~3,400 min⁻¹(Powerモード) |
| 打撃数 | 0~4,000 min⁻¹(打撃/分) |
| 質量 | 約1.6 kg(バッテリー装着時) |
| 使用可能蓄電池 | マルチボルト蓄電池 |
| およその価格 | 約31,000円(バッテリー等含む) |
ハイコーキの WH18DC は、18V電圧に対応しながらコンパクト&高出力というバランスを実現したインパクトドライバーです。
最大締付トルク180 N・mを誇り、構造材や金属ビスの締め込みなど、ハードな作業にも対応可能です。
5段階のモード切替、三連LEDライト、IP56等級の防塵・耐水性能など、作業環境や用途の幅を広げる付加機能も充実。
屋外DIY、外構工事、車修理まで「強く・速く・使いやすい」1台を求める方に特におすすめです。
◾️プロ仕様でも扱いやすい高性能モデル
⑧WH36DD【ハイコーキ】

| 能力 | ・木ねじ 4〜8mm ・普通ボルト M5〜M16 ・高力ボルト M5〜M14 ・テクスねじ φ3.5〜φ3.6 ・コーススレッド 22〜125mm |
| 最大締付トルク | 200N・m(2,040kgf・cm) |
| 無負荷回転数 | ・ソフトモード 0~900min-1(回/分) ・パワーモード 0~3,400min-1(回/分) ・APPモード 0~(1,900~3,600)min-1(回/分) ・細ビスモード 0~420min-1(回/分) ・ボルトモード 0~2,900min-1(回/分 ・テクスモード 0~3,700min-1(回/分) |
| 打撃数 | ・ソフトモード 0~2,000min-1(打撃/分) ・パワーモード 0~4,100min-1(打撃/分) ・APPモード 0~4,100min-1(打撃/分) ・細ビスモード 0~4,100min-1(打撃/分) ・ボルトモード 0~4,100min-1(打撃/分) ・テクスモード 0~2,200min-1(打撃/分) |
| 質量 | 1.6kg(BSL36A18BX装着時) |
| 使用可能蓄電池 | マルチボルト蓄電池 |
| およその価格 | 約45,000円(バッテリー等含む) |
ハイコーキのWH36DDは、前述したWH18DC36Vの上位機種で36Vマルチボルトバッテリーに対応した、プロも愛用する高性能インパクトドライバーです。
最大トルクは約200N・mと非常にパワフルで、厚い木材や長いビスもラクに締め付けられます。
一方で、全長114mmのコンパクトボディとハイパワーでありながら約1.6kgの軽量設計により、狭い場所や長時間作業でも扱いやすく、バランスの良さも抜群です。
さらに、打撃モード4段階切替や電子制御スイッチにより、繊細な作業からハードな外構DIYまで幅広く対応してくれます。
「18Vでは物足りない」「長く使える1台が欲しい」という方には、まさにベストな選択肢といえるでしょう。
💡ボアビットなで大きめの穴を開けた際は、18V以下のインパクトと比べて貫通速度や疲労感がかなり違いました!
⑨TD002【マキタ】
| 能力 | ・小ねじ M4〜M8 ・普通ボルト M5〜M16 ・高力ボルト M5〜M14 ・コーススレッド 22〜125mm |
| 最大締付トルク | 220 N·m |
| 回転数(無負荷) | 0〜3,700 min⁻¹ |
| 打撃数(ipm) | 0〜4,600 min⁻¹ |
| 質量 | 約 1.6 kg(バッテリー装着時) |
| 使用可能蓄電池 | 40V maxリチウムイオンバッテリー |
| およその価格 | 約55,000円(バッテリー等含む) |
Makita の TD002G(TD002) は、40Vバッテリーを使った最上位仕様のインパクトドライバーです。
最大トルク 220 N·m を実現し、高力ボルト締めや構造材・金属作業などにも余裕をもって使えるモデルです。
重量も約 1.6kg(とこのクラスにしてはコンパクトで、外構・プロ用途でも“扱いやすさ”が追求されています。
「将来的にも拡張していきたい」「プロ並みの作業をDIYでもこなしたい」という方には、まさにおすすめの1台です。
まとめ|用途とメーカーを意識して選べば失敗しない!
インパクトドライバー選びで大切なのは、「どんな作業に使うか」をはっきりさせることです。
| 主な用途 | おすすめ電圧 | 特徴 |
|---|---|---|
| 家具・室内DIY | 10.8〜12V | 軽量で扱いやすく、初心者向け |
| フェンス・デッキなど屋外DIY | 18V | パワーと重量のバランスが良い万能タイプ |
| 外構や金属加工など本格作業 | 36V・40V | トルク最強、プロ仕様にも対応 |
さらに、同一メーカーで工具を揃えるとバッテリーを共有できるため、買い足すほどコスパが良くなります。
マキタ・ハイコーキ・京セラなどの信頼ブランドを選んでおくと安心です。
💡迷ったら「18Vの中級モデル」がベストバランス!
パワー・重量・価格のすべてでちょうど良く、初心者から上級者まで長く使えます。






