
目隠しフェンスにドアを付けたものの、「鍵がない」「風で勝手に開く」「毎回手で閉めるのが面倒」と感じることはありませんか?
この記事では、DIYでできるラッチ式の自動ロックを使った、目隠しフェンスドアの鍵の作り方を解説します。
目隠しフェンスドアに鍵が必要な理由

目隠しフェンスにドアを付けただけだと、意外と不便な場面が出てきます。
特に多いのが「勝手に開く」「閉め忘れる」「簡単に開いてしまう」といった悩みです。
風や衝撃でドアが開いてしまう
屋外に設置するフェンスドアは、風の影響を強く受けます。
軽く押しただけで開いてしまう状態だと、強風時にバタンと開いてしまうことも少なくありません。
ラッチや鍵がない状態では、閉めているつもりでも実は固定されていないケースが多いです。
ペット・子どもの飛び出し防止
庭と外をつなぐドアの場合、ペットや子どもの安全対策としても鍵は重要です。
簡単に開くドアだと、ちょっとした隙に外へ出てしまう可能性があります。
「勝手に閉まって、しかもロックされる」仕組みがあるだけで、安心感はかなり違います。
防犯・プライバシー対策として
目隠しフェンスはプライバシー確保が目的ですが、ドア部分が無防備だと意味が薄れます。
簡易的でも鍵が付いているだけで、侵入防止・のぞき防止の効果は高まります。
今回DIYする「ラッチ式・自動ロック」の仕組み

今回紹介するのは、電気を使わない機械式の自動ロックです。
特殊な部品は使わず、ホームセンターでも揃う材料だけ作ります。
自動ロックとは?電気を使わない構造

ボルトを支点にして取り付けた鍵部分の木材は、扉を閉める動きに合わせて傾斜部分に押しつけられます。
すると木材が自然に上方向へ持ち上がり、扉が最後まで閉まったタイミングでロックがかかる仕組みです。
この構造のおかげで、電気や配線を使わなくても、扉を閉めるだけで自動的にロックされます。

自動ロックにより閉め忘れを防ぐことができますよ!
ラッチと受け金具の基本構成
基本構成はとてもシンプルです。
- ドア側:ラッチ本体
- フェンス側:受け金具(ストライク)
ドアが閉まると、ラッチが自動的に動いて受け金具に引っかかり、固定されます。
開けるとき・閉まるときの動き
毎回鍵を掛ける必要がなく、普段使いがとても楽なのが特徴です。
用意する材料・道具

使用する材料は、防腐処理した木材とボルト・ナットだけです。
屋外に設置する鍵部分は、雨や湿気の影響を直接受けやすく、防腐処理をしていない木材は傷みやすいのが難点です。
そのため、防腐処理にはウッドデッキや天然木材フェンスでもよく使われているキシラデコールをおすすめしています。
あらかじめ塗装しておくことで、腐食や劣化を防ぎ、鍵の動きも長く安定します。
目隠しフェンスドアの鍵をDIYで作る手順
①木材の加工

電動トリマーとジグソーを使って下記の3パーツを作っていきますが、基本的には好きなデザインで作って大丈夫です。
- フェンス側に取り付けるラッチ
- ドア側に取り付けるラッチ
- ドアの動きで可動するロック部分
⚫︎電動トリマーで正確な溝を作る

フェンス側とドア側につけるラッチを作る際は、まず電動トリマーを使ってロック部分(茶色の人工木)の厚みプラス1〜2mmの溝を作ります。
この溝がロック部分のパーツより狭いと鍵がかからず、広すぎるとドアがカタカタ動いてしまいますので、正確な加工が求められます。
電動トリマーをお持ちではない方は、下記記事にて電動トリマーでできる作業などを解説していますので参考にしてみてください。
⚫︎ジグソーで好きなデザインにカットする

曲線カットなどができるジグソーで、好きなデザインのラッチにカットします。
画像のようにジグソーテーブルを作ると加工がしやすくなりますので、ご興味ある方は下記記事で作り方も解説しています。
⚫︎ロック部分にボルト用の穴をあける

フェンスに取り付ける際はボルトとナットで固定するため、ボルトが通る穴を開けておきます。
ドリルなどで窪みをつけておくと、ナットが埋め込まれて出っ張りが目立たなくなります。
②ラッチ本体の取り付け

下穴をあけ、フェンスにラッチを取り付けていきますが、先に仮止めをしながら、動きがスムーズか確認しておきましょう。
問題がなければ、ねじでしっかり固定していきます。

ラッチの取り付け高さは、腰〜胸の高さが使いやすいですよ!
また、ねじ部分はダボを埋め込むことで、見栄えを良くすることができます。
③鍵(ロック部分)の取り付け

最後に、ロック部分を取り付けます。
まず、フェンスの板にボルト用の穴をあけ、そこへボルトを通します。
次に、そのボルトにナットを2つ取り付けます。
このとき、ボルトとナットを強く締め付けるのではなく、ナット同士を締め付けるのがポイントです。
こうすることで、鍵部分がボルトを支点にして自由に動く状態を作ることができます。
自動ロックを確実にするための調整ポイント
閉まりが悪いときの対処法
ほんの少しのズレで、動きが大きく変わります。
フェンスの歪み・たわみ対策
木製フェンスの場合、反りやたわみが出やすく、特にドアをDIYした場合は注意が必要です。
フェンスドアは補強がしっかりされていないと歪みやすく、ラッチの動きも悪くなってしまいます。
もし、フェンスドアが歪んでしまうという方は、”丈夫な枠”や”筋交い”を入れるなどの対策を行いましょう。
屋外使用で注意したい点
屋外DIYは「メンテナンス前提」で考えると長持ちします。
まとめ|目隠しフェンスドアはラッチDIYで快適になる
目隠しフェンスドアの鍵は、ラッチを使えばDIYでも十分実用的に作れます。
ちょっとした工夫で、使い勝手と安心感が大きく変わるので、フェンスドアに悩んでいる方はぜひ試してみてください。






