
電動ドライバーなどを使って木材に穴あけを使用した際、木材が割れたり穴がズレたりしてしまう方におすすめの道具4選を紹介していきます。
また、綺麗に仕上げるためのコツ(簡単な技術)も合わせて解説していきます。
綺麗な穴あけをするためのコツ
木材に綺麗な穴あけをする際は、特に「切れ味の良いドリルビットを使用する」ことと「木材の下に板を当てる」ことが重要であり、この2つを行うだけでもかなり仕上がりが良くなります。
ドリルビットの切れ味が悪いと穴の位置や角度がズレたりするだけではなく、電動ドリルのモーターに負荷がかかってしまいますので、なるべく切れ味の良いビットを使うようにしましょう。
オートポンチなどを使うと、穴あけの位置がズレにくくなりますよ!
おすすめの道具4選
穴あけの精度や美しさは使用する道具の性能によって大きく影響してくるため、切れ味が良いものを使ったりするだけで穴あけが綺麗になります。
ここでは、穴あけ作業の仕上げが格段に良くなる具体的なおすすめビットや工具などを紹介していきます。
- スターエム製 ドリルビット
- SK-11 ボアビット
- ドリルガイド
- ボール盤
①スターエム製 ドリルビット
国内メーカーであるスターエム製のドリルビットは、海外製のセットになったドリルビットとは段違いに切れ味が良く、スルスルと穴あけすることができます。
無理に押し付ける必要ないためバリも出にくく、より効率的で美しい穴あけを可能にしてくれますよ。

スターエム以外にも藤原産業のSK-11などの国内メーカーは切れ味がよくおすすめです!
②SK-11 ボアビット
大きめの穴を開けたい場合にはボアビットがおすすめで、ドリルビットとは刃の形状も異なり、穴の内側をより美しく仕上げることができます。
また、木材の周囲だけ切り抜いていくホールソーに対して、ボアビットはドリル同様穴あけ部分全体を切削していくため、蝶番の取り付け穴などを作る際にも重宝されています。
下記のセット品であるE-Value製品もSK-11と同じ藤原産業が出すブランドメーカーで、SK-11よりも性能は劣りますが、様々なサイズを用意しておきたい方にはおすすめとなっています。
③ドリルガイド

ドリルの切れ味やバリなどは問題ないが「穴が斜めになる…」方はドリルガイドを使用すると垂直な穴あけができるようになります。
また、墨付けしなくても木材の中心に合わせることができるのも嬉しい特徴なっています。

垂直な穴あけは、見た目や精度をあげるためにも非常に重要ですので、精密な作業が必要な場合はドリルガイドを使うと上手くいきますよ!
④ボール盤

ボール盤を使うことで、垂直な穴あけをしたり穴あけ深さを全て一定に揃えたりなど、非常に高い精度で穴あけを行うことができ、作業効率も高めてくれます。
穴あけ作業で量産したい場合にも重宝され、綺麗で正確な穴あけをするには最もおすすめの電動工具となっています。
本格的なボール盤は10万円以上してきますが、DIYであれば価格・性能面から京セラのボール盤”TB-1131K”がおすすめですよ。

実際に私も使用しましたが、レビューの悪評としてあった「芯ブレ」や「ガタつき」・「バイスのバリ」などはなく、十分な性能と精度がありました!
電動ドライバーの性能も重要

電動ドライバーの性能も木材の穴あけ作業には影響し、トルクが弱いと穴あけ作業自体が難航してしまうため、ドリルビットの性能は良いはずなのに穴あけスムーズにできないという方は、電動ドライバーの性能が低い場合もあります。
また、打撃を与えるインパクトドライバーでの穴あけ作業は木材が割れやすく、微調整もしにくいため、基本的に穴あけが得意なドリルドライバーの使用がおすすめとなっています。