丸鋸をフレンチクリートで綺麗に収納する方法を紹介していきます。

丸鋸の収納

- 取り出し・収納が楽になる
- ベースの歪みなどを防ぐ
- 安全性を高める
- おしゃれに収納できる
丸鋸とは丸いノコ刃を回転させて木材の切断を行う電動工具のことで、綺麗な直線カットを行うことができます。
また、丸鋸は構造上ベースよりも下に刃が飛び出てるため、地面に置いたときにぐらついてしまい、安定して収納させることができませんが、画像のように木材を加工して専用置き場を作ってあげることで安定した収納ができるようになります。
フレンチクリートとは

- おしゃれに収納できる
- 自由に配置が変えられる
- 余った端材でも作れる
- 作業効率が上がる
- コストが安い
フレンチクリートとは、45度にカットした木材を壁面などに引っ掛けて収納する方法のことで、自由に配置が変えられるなど上記のようなメリットがあります。
フレンチクリートの詳しいメリットや作り方については下記記事をご参照ください。
使用する材料・工具
使用する木材は余った木材でも十分であり、今回はシナランバーコアと壁がけに使用するワンバイフォーだけで作っているため、道具さえあれば初心者の方でも簡単にできる簡易的なフレンチクリートになっています。
作り方
- 丸鋸の型取り
- 刃部分の切り抜き
- 支え部分の加工
- 木材の接合
- 完成
①丸鋸の型取り
使用する丸鋸が収まりきるサイズにシナランバーコアをカットします。
次にカットしたシナランバーコアの上に丸鋸を置き、刃部分の切り抜く位置に印をつけていきます。
②刃部分の切り抜き

印をつけた部分を切り抜き、丸鋸の刃が貫通できるようにします。
板を切り抜くには、ドリルで穴を開けてそこからジグソーで切っていく方法や電動トリマーで切削していく方法などがあります。
どちらもDIYの幅を大きく広げてくれるため、あって損はしない電動工具となっています。
ジグソー
ジグソーは「直線カット」・「円切りカット」など、好きな形にカットができる自由度の高い電動工具です。
非常に扱いやすく音も静かな方なので、初めての方でも使いやすくなっています。
電動トリマー
電動トリマーとは溝を掘ったり、縁を綺麗にしたりするのに使用する電動工具で、円切りカットなどもできます。
電動トリマーの種類もたくさんありますが、京セラの”MTR-42”はコスパが良く、DIYとしても人気が高いですよ。
③支え部分の加工

フレンチクリートとして背面に取り付ける木材と、下部分に支えを作って強度を高めるための木材を45度にカットしていきます。
まず、フレンチクリートとして使用する木材(ワンバイフォー)は、通常であれば片方だけ45度にカットしますが、今回は板を斜めにしたいので土台(シナランバーコア)側につける部分も45度にカットして台形型にします。
次に支え部分の板も片方だけ45度にカットしておきます。

スライド式の卓上丸鋸があれば、正確かつ楽にカットができるためおすすめですよ!
④木材の接合

木材の加工が終了したら、木工用ボンドとビスで取り付けていきます。
このとき、下穴を開けてからビスを打つようにすると木材が割れたりするのを防ぎ、綺麗にビス打ちができるようになります。
⑤完成

加工した木材を接合したら完了となります。
画像のようにコードや小さめのガイドであれば後ろ側にの支え部分に置くこともできます。
収納は快適な作業につながる

丸鋸はDIYをする方であれば頻繁に使用する道具ですので、簡単に取り出したり収納できたりすのはストレスがなく、快適な作業ができるようになります。
道具も綺麗に扱えますし、作業効率もあがりますのでぜひフレンチクリートで綺麗に収納してみてはいかがでしょうか。
フレンチクリートのアイデア例
フレンチクリートで工具などを収納するためのアイデア例は下記記事で紹介していますので、工具の収納方法についてお悩みの方は参考にしていいただければと思います。