
木材に穴を開ける際、うまくいかず木材が割れてしまったりすることがあるのではないでしょうか。今回は、木材の割れなどを防ぎ、より綺麗な穴を開けるためのコツを6つ紹介します!これらの方法を実践すれば、誰でもプロのような仕上がりを目指せますよ。
綺麗な穴あけをする6つの方法
- 切れ味の良いドリルビットを使う
- 下に木材を当てる
- 回転速度を調整する
- 強く押し付けすぎない
- 下穴をあける
- インパクトよりドリルドライバー
①切れ味の良いドリルビットを使う
ドリルビットには複数サイズがセットになったものや海外製のものなど、安価なドリルビットは切れ味が悪く、穴あけした際に板が割れたり断面が汚くなったりしてしまうため、国内産などのしっかりしたメーカーが出すドリルビットがおすすめです。
中でも”スターエム製のドリルビット”は非常に切れ味がよく、穴あけ速度や断面の仕上がりなどは文句なしの性能となっています。

スターエム製に変えたところ驚くほどスルスルと削れていき、そこまで気を使わなくても板が割れたりすることはなくなりました!
②下に木材を当てる

穴あけしたい木材の下に別の木材などを当てることで、穴が貫通した際に木材が割れてしまうのを防ぐことができます。
下に木材などを置いて支えることで割れや欠けを最小限に抑えられるため、この簡単な方法を実施すれば安いドリルビットであっても仕上がりが格段に綺麗になります。
③回転速度を調整する

ドリルの回転速度を適切に調整することも重要です。回転が速すぎると木材が焦げたり、割れたりする原因となりますので、特に硬い木材や厚い木材には低速で穴を開けると良いでしょう。
④強く押し付けすぎない
ドリルを木材に強く押し付けると木材が割れたり、ドリルビットが折れることがあります。そのためドリルは軽い圧力で使用し、ビットに過度な力をかけないようにしましょう。
自然な圧力で穴を開けることで、木材に無理なく穴を開けることができます。
繊細な木材や端部分に穴あけをするときほどなるべく押し付けず、回転の力で削っていくようにすると割れを予防しやすくなります。
⑤下穴をあける

特に大きな穴を開ける前にはまず、小さいドリルビットで下穴を開けておくと木材が割れるのを防ぐことができます。下穴を開けることで、後から大きなビットを使っても正確に位置を決めることができ、仕上がりがより美しくなります。特に精度が求められる作業では、下穴を開ける手順を怠らないようにしましょう。
ちなみに穴あけ位置がよくズレてしまうという方は、穴あけポンチを使うことで回転させたドリルがズレなくなり、より正確な穴あけができるようになります。
特に硬い素材ほど恩恵を受けやすいですよ。
⑥インパクトよりドリルドライバー

木材に穴を開ける際、インパクトドライバーよりもドリルドライバーを使う方が適しています。インパクトドライバーは打撃を与えるため木材が割れやすく、微調整も難しくなるため穴開け作業には向いていません。
たいしてドリルドライバーは安定した回転を提供し、木材に優しく穴を開けることができるため、仕上がりが格段に良くなります。
>>> インパクトドライバーとドリルドライバーの使い分け方についてはこちら。
そのため、インパクトドライバーで穴あけをしている方は、ドリルドライバーでの穴あけも検討してみると良いでしょう。
綺麗な穴あけには技術も道具も大事
綺麗な穴あけを行うためには、技術や知識、工夫などである程度補うことができますが、道具が悪いと限界もあり、完成度はどうしても下がってしまいます。
そのため、あまり安いものばかり揃えると精度や仕上がり、作業効率が低下してしまいますので、必要性や優先順位を考えて優れた道具を揃えていくとDIYのレベルもどんどん上がっていくかと思います。
切断、切削を行う工具は、やはり刃やビットがかなり重要になってきますので、ドリルビットもスターエム製のドリルビットように優れたものがおすすめですよ。