【徹底比較】子ども&犬が安心して遊べる人工芝おすすめ7選|選び方のコツも解説

庭やベランダ、室内に人工芝を敷けば、子どもやペットが安心して遊べる快適な空間を作れます。
しかし選び方を間違えると「チクチクして子どもが嫌がった」「犬のおしっこで臭いが気になる」なんて失敗も…。

そこで本記事では、子どもや犬(ペット)が安心して遊べる人工芝の選び方を解説し、おすすめ7選を徹底比較しました。
「安全性」「快適さ」「メンテナンス性」にこだわって選んだので、ぜひ人工芝選びの参考にしてください。

子ども&犬に人工芝がおすすめな理由

◾️天然芝より手入れが楽

天然芝は芝刈りや肥料、雑草対策など日々のメンテナンスが欠かせません。忙しい家庭では管理が負担になりがちです。

一方、人工芝なら敷いた後の手入れはほぼ不要。水でサッと流すだけで清潔さを保てるので、共働き世帯や子育て家庭にとても向いています。

◾️転んでもケガしにくいクッション性

人工芝はクッション性があるため、子どもが走り回って転んでも天然芝や土に比べてケガをしにくいのが特徴です。

特に小さなお子さんがいるご家庭では「安心して遊ばせられる庭」をつくることができ、親としても心強いポイントです。

目隠しフェンスで囲えばより安全に遊ぶことができますよ!

◾️ペットの足腰にやさしい

犬や猫が走り回ると、土やコンクリートだと足腰に負担がかかりやすいですが、人工芝はやわらかく弾力があるため、ペットの関節へのダメージを軽減できます。

シニア犬や小型犬にもやさしい環境を整えられるので、長く快適に過ごしてもらえます。

◾️一年中グリーンを楽しめる

天然芝は冬になると茶色く枯れてしまいますが、人工芝なら一年中きれいなグリーンを維持できます。
「せっかく庭を作っても、冬は見た目が寂しい…」という心配がなく、いつでも気持ちのいい景観を楽しめるのも魅力です。

人工芝の選び方|失敗しないためのチェックポイント

クッション性・柔らかさ

特徴・選び方
短いパイル(20mm以下)・掃除がしやすい
・刈りたての芝生が好み
・球技やかけっこがしやすい
長いパイル(40mm以上)・高級感のある庭を演出
・柔らかい芝にしたい

子どもが庭で走り回るときに安心なのは、クッション性の高い人工芝です。
20〜40mm程度の毛足が一般的で、40mm以上あるタイプはふかふかして転倒時の衝撃を吸収してくれます。

安全性を重視するなら、サンプルを取り寄せて実際に触って確かめるのがおすすめです。

排水性・清潔さ

犬や猫が庭でトイレをする場合、排水性の悪い人工芝だとニオイや雑菌が残ってしまいます。

裏面にしっかり水抜き穴があるタイプや透水性の高いタイプを選ぶことで、雨や尿をスムーズに流せて清潔さをキープできます。ペットとの暮らしには必須のチェックポイントです。

素材と耐久性

素材おすすめ度メリットデメリット
ナイロン素材が柔らかく安価。耐久性が低く、カビが生えやすい。
ポリプロピレン(PP)★★耐久性がかなり高い。肌触りが固く、価格は高め。
ポリエチレン(PE)★★★素材は柔らかめで、耐久性も高い。価格も低め。ナイロンとポリプロピレンの中間タイプ
人工芝に使われる素材の比較表

安価な人工芝は数年で毛が寝たり色あせたりしてしまいます。耐UV加工や高密度の芝を選ぶと、5〜10年以上の長期間使えるものもあります。

パイル(芝部分)素材はポリエチレンもしくはポリプロピレンを使った人工芝がおすすめです。

ちなみに人工芝の裏側に基布はクッション性のあるポリウレタンが一般的です。

施工方法とメンテナンス性

人工芝は「ジョイント式」「ロール式」など施工方法によって手間が変わります。
DIY初心者には敷くだけで使えるジョイント式が手軽で、広い庭ならロール式の方がコストを抑えられます。

さらに、掃除のしやすさも重要であり、ホースで水洗いできるタイプならお手入れが楽になります。

リアルさとデザイン性

人工芝は商品によって色味や毛足の形状が異なり、リアルさに差があります。緑一色ではなく数種類のカラーを混ぜてあるタイプは、天然芝に近い自然な仕上がりに見えます。

庭全体の雰囲気や植栽との相性を考えて選べば、人工芝とは思えないナチュラルな空間を作れます。

子ども&犬が安心して遊べる人工芝おすすめ7選!

人工芝には「長く使える品質重視タイプ」「価格を抑えたコスパタイプ」に加え、自分で簡単に施工できるDIY向けタイプもあります。この記事では、この3つの視点から、それぞれの特徴と選び方のポイントを解説します。

◾️性能・耐久性重視!

リアリーターフ ヨーロピアンロング
パイル素材ポリエチレン
基布素材ポリウレタン
透水穴
芝丈40mm
1㎡あたりの芝数
その他機能防炎/防虫/防カビ/抗菌/遮熱/消臭/耐湿気/耐静電気/つや消し・特殊形状パイル/UV加工
およその価格4,730円/㎡

本物の芝生に近い質感を追求した高級人工芝。40mm前後の長めパイルでふかふかの踏み心地があり、ヨーロッパの天然芝を思わせる深みのある色合いが特徴です。

耐UV加工と高耐久素材を採用しており、見た目のリアルさと長持ち性能を両立したい人に最適となっています。

②クローバーターフ(くつろぎタイプ)
パイル素材ポリエチレン
基布素材ポリウレタン
透水穴80〜100個/㎡
芝丈40mm
1㎡あたりの芝数336,000本
その他機能防炎/防虫/防カビ/抗菌/遮熱/耐静電気/二層基布
およその価格3,850円/㎡

国内メーカーが開発した、肌ざわりのやさしさが魅力の人工芝。柔らかいパイルと高いクッション性で、子どもやペットが寝転んでも快適です。

さらにパイルが倒れにくい構造でヘタリに強く、日本の気候に合わせた排水性も備えています。家族やペットの遊び場におすすめとなっています。

個人的イチオシ!
③メモリーターフ
パイル素材ポリエチレン
基布素材ポリウレタン
透水穴
芝丈25mm
1㎡あたりの芝数
その他機能4色パイル/形状記憶/耐摩耗/防カビ/抗菌/耐静電気/UV耐久/
およその価格6,300円/㎡

特殊形状の「メモリーパイル」が復元力を発揮し、踏んでもすぐに立ち上がるため、芝目がつぶれにくく美しさをキープ

耐候性にも優れており、駐車場や人の出入りが多い場所でもきれいな状態を長期間保てます。そのため、頻繁に歩くアプローチやベランダにもおすすめです。

④ふわふわターフ ハイエンド
パイル素材ポリエチレン、ポリプロピレン
基布素材ポリウレタン
透水穴
芝丈30mm
1㎡あたりの芝数504,000本
その他機能防炎/抗菌/耐静電気/つや消し加工/UV加工
およその価格5,900円/㎡

名前の通り、極上の柔らかさが自慢のプレミアム人工芝で今回紹介した人工芝の中で最も高価です。

毛足が長く密度も高いため、まるでラグの上を歩いているような感覚を味わえます。リビング前のテラスやプライベートガーデンなど、リゾート感を演出したい人にぴったり。

◾️コスパ重視!

⑤モダンデコ(高耐久or極細)
パイル素材ポリエチレン
基布素材ポリウレタン
透水穴
芝丈35mm
1㎡あたりの芝数440,000〜470,000本
その他機能つや消し加工//UVカット/耐静電気
およその価格800〜1,800円/㎡

インテリア家具でも人気のモダンデコが手がける人工芝です。

  • 高耐久タイプ:UV加工と強化バックシートで長期間使える仕様。コスパ重視で広い庭や大型ドッグランにおすすめ。
  • 極細タイプ:極細パイルを高密度に敷き詰め、ふかふかのクッション性と柔らかな肌触りを実現。素足でも快適な仕上がり。

価格も安く、コスパで選ぶなら間違いなくおすすめの人工芝です。

⑥トゥフ・デルブ
パイル素材ポリエチレン
基布素材ポリウレタン
透水穴
芝丈35mm
1㎡あたりの芝数
その他機能つや消し加工//抗UV/抗菌/防カビ/耐摩耗/2層基布+ポリウレタン(PU)コーティングの3層構造
およその価格1,800円/㎡

世界大会のスポーツ施設にも採用されるプロ仕様の高性能人工芝。耐久性・排水性・弾力性に優れ、サッカーやフットサルなどのプレイグラウンドにも対応します。

もちろん一般家庭でも使用でき、長寿命でメンテナンスが少ないのが大きな魅力。

上記欠品中の場合はこちら

◾️初心者でもDIYしやすい!

⑦ジョイントタイプ

ジョイントタイプは裏面にパネルが付いており、カッターや接着剤を使わず敷くだけで施工できるのが最大の魅力です。ロール式よりも扱いやすく、DIY初心者でも簡単に仕上げられるため、賃貸や引っ越し予定のある家庭にもぴったり。

  • 施工の手軽さ:ピンを打ち込む必要がないので、コンクリートやタイルなど固定できない場所でも設置可能
  • 設置場所の自由度:マンションのベランダや日当たり・水はけが悪い場所にも対応。
  • 快適性:適度な高さがあるため、ベランダなどでも水捌けが良く、足触りも柔らか。

やや価格が高めで、繋ぎ目が目立ちやすいというデメリットはありますが、ピンを打てない環境や初心者DIYにはとても重宝されるタイプです。

こんな人工芝は選ばないで!失敗しやすいNGポイント

今回は「性能が良いタイプ」・「価格との性能のバランスが良いタイプ」を中心におすすめの人工芝を厳選していますが、下記のような人工芝は選ばないように注意しましょう。

激安すぎる人工芝

価格だけで選ぶと、毛がすぐに寝てしまったり、色あせが早く見た目が悪くなります。数年で交換が必要になり、結果的にコストが高くつくことも。

排水性が悪い人工芝

裏面に水抜き穴が少ない、またはない人工芝は、雨やペットの尿が溜まって悪臭やカビの原因になります。特にペットと暮らす家庭では要注意。

芝の密度がスカスカな人工芝

芝の密度が低いと、地面が透けて安っぽく見えるうえ、クッション性も不足します。子どもやペットが快適に遊べる空間を作るには不向きです。

耐UV加工がされていない人工芝

紫外線対策がされていない人工芝は、すぐに色あせてチープな印象になってしまいます。長持ちさせたいなら耐UV加工は必須です。

人工芝と相性抜群!防草シートなら「ザバーン」がおすすめ

人工芝を長く美しく保つためには、下地に防草シートを敷くことが必須です。防草シートを正しく施工することで、雑草が生えて人工芝が浮いたり、見た目が悪くなるのを防げます。

ただし、安価すぎる防草シートには要注意。強度が足りないと雑草がシートを突き破って生えたり、数年で劣化してしまい、防草シートを敷いた意味がなくなるケースもあります。これではかえってコストや手間が増えてしまう結果に。

そのため、雑草をしっかり防ぎ、きれいな庭を長期間維持するには、ある程度性能の高い防草シートを選ぶことが重要です。

中でもおすすめなのは、プロや外構業者から高い支持を得ているのがデュポン社製「ザバーン」シリーズで、耐久性・防草効果・透水性すべてに優れ、人工芝との相性も抜群となっています。

DIY初心者でもできる防草シートの敷き方については下記記事を参考にしてみてください。

ザバーンとは?

「ザバーン」は世界的メーカー・デュポン社が開発した高性能防草シート。一般的な防草シートよりも耐久性・透水性・防草効果が優れており、人工芝や砂利敷きの下地として長年愛用されています。

ザバーンを選ぶメリット

  • 長期防草効果:厚みと強度があるため、10年以上の耐用年数が期待でき、雑草の突き抜けを強力にブロック。
  • 透水性が高い:水は通しても土や雑草は通さない特殊繊維構造で、水たまりや蒸れを防ぐ。
  • 強度抜群:施工中に破れにくく、人工芝の下地に最適。ペットや子どもが遊んでも安心。

おすすめのグレード選び

厚さ0.64mm
雑草の種類スギナ、チガヤ、ヨシ、笹などの強い雑草
耐用年数7〜13年(紫外線が当たらない場合半永久)

ザバーンには色々な種類があり迷う方も多いと思いますが、人工芝の下に敷く場合にはザバーン240Gという種類がおすすめです。

耐用年数が長く、人工芝の下などであれば半永久的に効果を維持してくれるため、しっかり雑草を抑えたい方にはおすすめとなっています。

また、スギナなどのしぶとい雑草も防ぎ、高い効果を発揮してくれます。

DIYで庭に人工芝を敷く方法

人工芝はプロにお願いすると、自分でDIYするより2〜3倍以上高くなってしまうため、自分でできないか検討する方も多いのではないでしょうか。

とはいえ、自分でやると失敗しないか不安になったりしますよね。
しかし、ポイントさえ押さえればDIYでも十分綺麗に施工することができます。

下記記事では下地作りから防草シート・人工芝の敷き方まで、初心者の方でも人工芝のDIYで施工できるように詳しくやり方を解説しています。

DIYで庭に人工芝を敷く方法はこちら。

実際に人工芝を使って感じたメリットと注意点

子どもが安全に遊べた体験

人工芝を敷いて一番うれしかったのは、子どもが安心して遊べる空間ができたことです。クッション性が高いので転んでもケガをしにくく、裸足でもチクチクしません。

実際にボール遊びや水遊びをしても、土や泥で汚れないので後片付けもラク。家の庭がちょっとした公園のようになりました。

犬のトイレ対策(排水性の重要性)

我が家では犬も人工芝の上を走り回っています。排泄しても排水性の高い人工芝を選んでおけば、水でサッと洗い流すだけで清潔さを保てます。

ペットと暮らす場合は水はけ性能が高い製品を選ぶことがとても重要だと実感しました。

夏場の表面温度の注意点

夏の日差しが強い日は、表面温度が上がりやすい点には注意が必要です。天然芝よりも熱を持ちやすいため、真夏の昼間は裸足で歩くと熱く感じることも。

散水して一時的に冷やしたり、ガーデンパラソルシェードなどの日よけを設置したりすることで、暑さ対策をしておくと安心です。

掃除・メンテナンスのコツ

人工芝は天然芝のように草刈りや肥料が不要で、基本的には掃き掃除だけでOK。

落ち葉やゴミはブロワーやほうきでサッと取り除き、時々ホースで水洗いすれば清潔に保てます。犬がトイレをした場合も、水で流して中性洗剤で軽くこすれば臭いも残りません。

まとめ|家庭に合った人工芝を選ぼう

小さな子どもが裸足で遊ぶスペースには、クッション性の高い柔らかい人工芝がおすすめです。転倒時の衝撃をやわらげ、チクチクしないパイルを選ぶと安心して遊べます。

また、今回紹介した人工芝はどれも透水穴がついているため、ペットがトイレをしてしまっても安心です。

ベランダや玄関前など小さな場所に敷きたい方は、敷くだけで設置できるジョイントタイプが最適ですので、ご家庭にあった人工芝を選んで最適な空間を作ってもらえればと思います。

家作り・DIY外構・庭作り
シェアする
ネコとイヌと創るMyHomeをフォローする
▪️DIY外構の施工例
▪️ワークベンチの制作
タイトルとURLをコピーしました