
レンチ類は本数が増えると、引き出しやケースの中で重なってしまい、必要なサイズを探すのが意外と面倒です。
この記事では、レンチクリートを使ってレンチを見やすく・取り出しやすく収納する壁掛けホルダーの作り方を紹介します。
DIYで作れるシンプルな構造なので、工具収納を見直したい方におすすめです。
レンチ収納でよくある悩み

レンチはサイズ違いで本数が増えやすく、ケースや引き出しにまとめて入れていると、必要なサイズを探すのに時間がかかりがちです。
また、作業中に一度使ったレンチを仮置きし、そのまま戻し忘れてしまうことも少なくありません。
こうした悩みを解消する方法として、壁を活用した収納が効果的です。
フレンチクリートとは?

フレンチクリートは、斜めにカットした木材を使った壁掛け収納の仕組みです。
壁側と収納側の木材を引っ掛けて固定するため、工具を掛けたままでも簡単に取り外しや位置変更ができます。
ネジでがっちり固定する収納と違い、レイアウトを後から変えやすいのが大きな特徴です。
工具の増減に合わせて調整できるため、DIYとの相性も良い収納方法です。
今回作るレンチ収納ホルダーの特徴

今回作ったレンチホルダーは、レンチをサイズ順に並べて収納できるシンプルな構造です。
壁掛けにすることで、どのサイズがどこにあるか一目で分かり、取り出しもスムーズになります。
また、フレンチクリートを使っているため、作業内容や他の工具との兼ね合いに合わせて、自由に掛け替えできるのもポイントです。

ひっくり返すだけで、上下逆さまのレイアウトにできるようにもしています!
レンチクリートでレンチホルダーを作る手順
①レンチを差し込む位置に印をつける

レンチを収納するための溝を作る位置に、あらかじめ印を付けておきます。
このとき、溝の深さや幅を決めておきましょう。
②印をつけた側面に穴あけする

印を付けた木材の側面から穴をあけていきます。
ドリルであけた穴の端が、そのまま溝の深さの目安になります。
また、きれいに仕上げるには、穴を真っ直ぐ(垂直)にあけることが重要です。
ただし、ドリルガイドやボール盤を使えば、初心者の方でも正確に穴あけができますので詳しくは、こちらの記事を参考にしてください。
③あけた穴に向かってカットする

ジグソーや電動トリマー、テーブルソーなどを使い、あけた穴の端に向かって切断加工を行い、レンチを収納するための溝を作ります。
⚫︎ジグソーで加工
1番手軽なのは、ジグソーを使ってカットすることです。
ただし、トリマーやテーブルソーに比べて精度や仕上がりが劣りやすいため、丁寧な作業でカバーしましょう。
⚫︎電動トリマーで加工

電動トリマーであれば、溝の幅に合わせたビットを使うことで均一な溝を作ることができます。
ただし、1回の加工では切削できず、深さを変えながら繰り返し切削していく必要があるため、やや手間がかかります。
⚫︎テーブルソーで加工

テーブルソーがあれば、綺麗な断面の溝を簡単に作ることができ、個人的には1番おすすめな方法です。
テーブルソーがあれば様々な場面で活躍してくれますので、テーブルソーをお持ちでない方は下記で作り方を紹介していますのでぜひ参考にしてみてください。
④完成

溝ができたら、背面に斜めにカットした壁掛け用クリートを取り付けて完成です。
さらに、もう一つクリートを逆さまに取り付けておくことで、ホルダーをひっくり返したレイアウトにも変更できるようになります。
使いやすくするための工夫

レンチ同士の間隔は、実際に手で取り出すことを想定して余裕を持たせると使いやすくなります。
また、レンチの重さで前に傾かないよう、掛かり具合や角度も確認しておくと安心です。
フレンチクリートの良さを活かし、他の工具とのバランスを見ながら位置を調整することで、作業動線も整えやすくなります。

ソケットビットの近くに設置してあげれば、作業時の利便性もアップです!
フレンチクリートのアイデア例

フレンチクリートは、収納パーツの形や構造を変えることで、工具に合わせた自由な収納ができるのが大きな魅力です。
この記事で紹介した内容以外にも、ドリルビット用ホルダーをはじめ、丸ノコ・電動ドライバーなど使用頻度の高い工具を効率よく収納するアイデアをまとめています。
「他のフレンチクリート収納も見てみたい」「自分の作業環境に合うアイデアを探したい」という方は、以下の記事もあわせてチェックしてみてください。
まとめ|レンチは壁掛け収納で作業効率アップ
レンチは使用頻度が高い工具だからこそ、見やすく、すぐ手に取れる収納があると作業が快適になります。
フレンチクリートを使った壁掛けホルダーは、DIYでも作りやすく、後から調整できる柔軟さも魅力です。
工具収納を見直したい方は、ぜひ取り入れてみてください。






