フレンチクリートの5つのメリットや作り方などを紹介していきます。
フレンチクリートとは
斜めにカットした木材を壁面などに引っ掛けて収納する方法のことで、様々な工具を収納することはもちろん、インテリアとしても使用することができます。
斜めにカットする工具や技術があれば簡単に作ることができ、壁にこだわらず棚のように移動ができるタイプも作ることができます。
5つのメリット
- おしゃれに収納できる
- 自由に配置が変えられる
- 余った端材でも作れる
- 作業効率が上がる
- コストが安い
1.おしゃれに収納できる
フレンチクリートは”見せる収納”ができるため、工具などをおしゃれに収納しながらより綺麗に見せることができます。
また、工具類に限らず植物などを配置するなど、インテリアとしても使用することができるため汎用性の高い収納方法なっています。
2.自由に配置が変えられる
45度にカットした木材を引っ掛けているだけのため、持ち上げれば簡単に取り外すことができ、自分の好きな場所に移動することができます。
また、作業時は下記画像のようによく使う作業台に引っ掛けるなどして、より使いやすく使用することもできます。
3.余った端材でも作れる
フレンチクリートは便利でありがなら余った1×4材などで簡単に作ることができるため、端材を無駄なく利用できます。
DIYをよくやる方であれば端材がたくさん出ると思いますのでおすすめの収納方法といえます。
4.作業効率が上がる
普段工具やドリルビットは箱などにしまい込むか乱雑に置いておく方が多いと思いますが、フレンチクリートであれば、解放的かつまとめてすぐに取り出しやすい形で収納しておくことができます。
それにより道具を探したり箱から出す手間がなくなり作業効率も上がります。
効率よく作業するためにはいかに道具を使いやすくまとめて収納しておくことが大事ですよ!
5.コストが安い
端材や1×4材などの安い木材でフレンチクリートを作ることができるため、収納箱や棚を何個も買ったりするよりかなり安く済ませることができます。
そのため、フレンチクリートはおしゃれ・使いやすい・低コストが揃った収納方法だと言えます。
作り方
- 壁に板を貼る
- 木材を45度にカットする
- 道具に合わせた収納ケースを作る
カスケードガレージでフレンチクリートによる収納を行う例を紹介していきます。
1.壁面に板を貼る
上記画像のようにOSB版を貼り付けていきますが、極力ガレージには穴をあけたくないため取り付けしてあった棚板をはずし、棚板補強材とボルト穴を利用して下地となる木材を取り付けていきます。
長めのボルトに付け替えることで、下記画像のように棚板補強材と木材を一緒に固定することができますよ!
棚板固定用のボルトは両端にしかついていないため、結束バンドも使って板がずれないように補強しておきます。
また、画像にはありませんが縦にも何本か木材を入れ、OSB版を貼り付けています。
2.木材を45度にカットする
フレンチクリートに使う木材はなんでも良いですが多く使われているのは1×4材で、丸ノコを45度に固定してカットしていきます。
カットする場所は画像のように対角線を結んだ交点を45度に傾けた刃が通るようにすると、同サイズになるため壁に取り付ける用と収納道具に取り付け用の2本が作れます。
また、ブレずに綺麗なカットを行うには丸鋸ガイドを使うのがおすすめで、DIYを行う上でも必須のアイテムとなってきます。
シンワ測定の丸たためる丸鋸ガイド定規は安定感があり、とても使いやすいですよ!
3.道具に合わせた収納ケースを作る
カットした木材を収納木材等につければ、フレンチクリートは完成となります。
フレンチクリート自体は簡単にできますが、あとはどんな物をどんな風に収納したいかが悩むポイントとなりますので、今後いろんな工具収納の作り方例を紹介していきたいと思います。