
木工作業・DIYなどでねじ締め(ビス止め)した際に、どうしてもねじ穴が目立って気になってしまう方もいるのではないでしょうか。
今回は、そのねじ穴を隠して完成度・仕上がりを高める4つの方法を紹介していきます。
4つのねじ穴隠し方法
- ダボで埋める方法
- パテで埋める方法
- 木屑を埋める方法
- ノミを使った方法
①ダボで埋める方法

最もおすすめするねじ穴隠し方法が”スターエムの皿取錐と埋木錐”を使ったダボ埋め方法で、綺麗かつ簡単に行うことができます。
通常はダボを別で購入して用意したりしますが、スターエムの皿取錐と埋木錐であれば、皿取錐で穴を開け、埋木錐を使って自分でダボを作るため、好きな時に好きなだけダボ埋めすることができます。
また、同じ種類の木材でダボを作ることができるため、より美しい仕上がりにできるのです。

サイズに迷われる方には9mmがおすすめで、DIYで使用する多くのねじがしっかり収まってくれますよ。
使い方

スターエムの皿取錐と埋木錐の使い方も解説しておきますが、どちらも電動ドライバーに装着して木材に切り込んでいくだけなのでとても簡単です。
下穴あけ

まず、皿取錐を使って下穴を開け、ねじ止めをします。
かなり切れ味がよく、スッと穴が開きますよ。
浅く穴を開けすれば皿取りとしても使用することができ、汎用性が高いのも嬉しい特徴の一つです。
ダボ作り

次に、同じ種類(別)の木材へ埋木錐を使って円錐型に切り込みを入れ、マイナスドライバーなどで折り取るとダボが出来上がります。
非常に簡単なのでダボを量産しておくこともできます。
埋め込みとやすり掛け

ハンマーを使ってねじ穴にダボを埋め込み、のこぎりではみ出た部分のダボを切り取ります。
最後にやすり掛けをすればダボが平らに収まり、ねじ穴が綺麗に隠せます。
また、木目に合わせたダボを作っておくと、より目立たずねじ穴を隠すことができます。

ちなみにアサリがあるのこぎり刃(左右に刃が開いているような状態)だと、ねじ穴周囲が傷ついてしまうため注意が必要です。その場合は少しダボを残した状態で切り落とし、ランダムサンダーなどで一気に削ると良いでしょう。
②パテで埋める方法

木工用パテはペースト状の充填材で、様々な形に対応して穴埋めなどの補修をすることができます。
そのため、ねじ穴が割れるなどして穴が大きくなったり不規則な形になったりした場合に便利な方法となっています。
また、充填して固まったパテをやすり掛けすることで綺麗に仕上げることができます。
ただし、色や木目の違いなどから上記で紹介したダボ埋めよりも目立ちやすくなってしまうことがあります。
③木屑を埋める方法
木工用パテなどに木屑を混ぜてねじ穴に埋める方法があり、木屑を使うことでより木材に馴染ませて目立たなくしてくれます。
木屑は丸ノコや電動トリマーなどからでたものを使えばいいため、エコな方法となっています。
こちらもやすり掛けで仕上げるとより自然な見た目になります。
④ノミを使った方法

ノミを使って木材をめくり、ねじ止めしたあとに接着剤でめくった木材を戻すという方法があります。
この方法であれば、ねじ穴部分は一切見えないため表面を綺麗に見せたい場合におすすめです。
接着剤が乾くまでクランプなどを使ってしっかり固定しておくと、めくった木材を綺麗に戻すことができます。
広範範囲に使用できなったり若干手間がかかったりしますが、作業内容によっては美しく仕上げることができるため、一度試してみてはいかがでしょうか。
基本はダボ埋めがおすすめ

ねじ穴を隠すためには基本的にダボ埋めがおすすめであり、簡単かつ綺麗に仕上げることができます。
スターエムの皿取錐と埋木錐は、本当に切れ味がよく、ダボ埋めだけではなく皿取りとしても使えるますのでぜひ試してみてほしいと思います。