【マキタ製丸ノコ】M565はDIYにおすすめ?他機種との性能を比較解説!

おすすめの丸ノコとしてよく紹介される”マキタのM565”の性能を詳しく紹介していき、実際にどの程度の作業ができるかや上位種との違いなどを解説していきます。

結論としては、M565はDIYとしては十分な性能を誇るため初心者の方や本格的にDIYをしたい方にもおすすめの丸ノコです。マキタ製AC電源の”HS6301”と充電式の”HS001G”と比較していき、購入を考えている方の参考になるような情報を載せていきますので参考にしてみてください。

makita M565の基本性能比較


マキタ 電気マルノコ M565
M565HS6301HS001G
電源タイプAC電源AC電源充電式
電源(v)100100直流36(40Vmax)
本機寸法(長さ×幅×高さ mm)282×221×227273×226×242299×188×255
ノコ刃寸法外径(mm)165165165
ノコ刃寸法内径(mm)202020
最大切込深さ90°時(mm)576666
最大切込深さ45°時(mm)384646
回転数(min-1)[回転/分]55005000スピ−ドモ−ド5,500
仕上げモ−ド4,100
質量(kg)32.83.3
Amazon価格14,000円前後27,000円前後39,000円前後
※バッテリー除く
マキタ製丸ノコ比較表

マキタ製丸ノコ”M565”はAC電源(コードタイプ)であることからパワーがあり、1分間あたりの回転数においては上位機種と同等以上の5500回転となっており、高い切断能力を誇っています。

切り込み深さについては、他機種よりも8mmほど小さくなっていますが、厚さ57mmの板が切れればDIY用としては十分なスペックとなっています。

AC電源式丸ノコ M565
AC電源式丸ノコ HS6301
充電式丸ノコ HS001G

メリット

  • コスパが良い
  • 断面が綺麗に切れる
  • 充電切れの心配がない
  • マキタ製品の信頼がある

丸ノコは回転数が低いと切断面が荒くなってしまいますが、M565は5,500[回転/分]あるため、綺麗な切断面に仕上がります。

また、AC電源のためパワーがあり、ぐんぐんと木材を切断することはもちろん、作業中に充電が切れてしまうこともないため無駄な時間ロスもなく作業ができます。

抜群の性能を誇るマキタ製品は世界でも信頼・人気が高く、その分価格も高めではありますが、M565であれば1万円台で購入できるため、初心者にもおすすめのコスパが良い丸ノコとなっています。

デメリット

  • 集塵アダプタがつけられない
  • 音が少しうるさい
  • コードレスに比べて使いにくい

電動工具は、作業スピードが早い分、かなりの木屑・粉塵が飛び散ってしまいますが、作業量が多い方や室内で作業される方などは集塵機と丸ノコをアダプタで接続して使用して対策します。

しかし、M565には集塵アダプタを取り付ける場所が儲けられていないため、ご自分で加工して取り付けるしかありません。

個人的には室内環境や作業量が多い方は集塵機の使用をおすすめしますので、今後集塵機を使うとどのくらい変わるかなども解説していきたいと思います。

また、高性能な他機種と比べるとややモーター音などが気になる方もいるかと思います。

DIYとして十分な性能を誇る

こんな方におすすめ!
  • DIY初心者
  • 信頼のあるメーカーを使用したい
  • コスパ重視
  • 使用頻度がそこまで高くない
  • 綺麗な断面に仕上げたい など

マキタのM565は、性能が高く、安定感のある木材カットができる丸ノコです。

「DIYで棚やテーブル等を作りたい」といった方でも全く問題なく作業することができ、初心者の方にも人気の高い製品となっていますので、あまり高価な物は手が出せないが高い性能が欲しいといった方はぜひ試してみてはいかかでしょうか。

刃を変えるとさらにグレードアップ

丸ノコ本体の性能も大事ですが、使用する刃(チップソー)の性能も切断面の仕上げや切断速度に大きな影響を与えるため、おすすめの3つのチップソーも紹介しておきます。

ちなみにチップソーに記載された”◯P”とは刃数のことで、数が多ければ断面は綺麗に仕上がり作業速度は遅くなります。逆に刃数が少なければ断面は荒くなり作業速度は早くなります。

マキタ製チップソー”鮫肌”

マキタ製の鮫肌は切れ味・耐久性が非常に高く、作業効率も大きく上がるため人気のチップソーです。

職人も愛用するチップソーであり、その性能に間違いはありませんが価格は高めとなっています。

ハイコーキ製チップソー”黒鯱”

マキタの鮫肌と同等の性能を誇った人気の高いチップソーで、特徴である黒い見た目はフライパンなどにも使われるフッ素加工のよるものです。

価格は鮫肌より安価となっているため、個人的には黒鯱がおすすめです。

SK-11製チップソー”くろプラス”

くろプラスは、メジャーなメーカーではありませんが、非常に切れ味が良いのに価格が安いことから人気の高いチップソーです。

一般的に刃数が増えれば価格は高くなりますが、くろプラスはより刃数の多い72Pなどでも鮫肌や黒鯱よりも安く入手することができるため、かなりコスパが良いチップソーとなっています。

自作テーブルソーに使用するのもあり

将来的に自作テーブルソー用の丸ノコとして使うのも一つの手です。

充電式の高性能丸ノコだとバッテリーの取り外しが難しくなったり、扱いやすさなどの利点が消えてしまった勿体無い使い方になってしまいますが、マキタのM565であれば価格、性能の観点からも相性ピッタリのテーブルソーとなってくれます。

その場合は、ワンサイズ上(刃サイズ190mm)の”M585”の方が最大切込深さが確保できるためおすすめです。

M565だど、テーブルに取り付けたときに板の厚み分、最大切込深さが小さくなってしまうんですよね。

スタンダードタイプ”HS6301”の特徴

安定した使いやすさと高耐久を誇るマキタのスタンダードタイプシリーズの丸ノコで、よりスムーズなカットが可能となっています。

AC電源式のため硬い木材なども安心して加工することができ、M565の上位機種ともいえる製品です。

M565でも十分な作業が可能ですが、より本格的な作業をしたい方はHS6301を購入しておくと後悔しないでしょう。

マキタ最高峰”HS001G”の特徴

M565はDIY用として大活躍してくれる丸ノコですが、比較対象として挙げていたHS001Gについても少し紹介しておきます。

HS001Gはマキタ丸ノコ製品の中でもトップの性能を誇る丸ノコで、充電式でありながらAC電源式にも負けないくらいのパワーがあり、軽い力で木材を切断していくことが可能です。

また、スピードモード(5,500回転/分)と仕上げモード(4,100回転/分)の切り替えができ、素早いカットやより綺麗なカットが可能となりました。

こんな方におすすめ!
  • よりスムーズなカットを行いたい
  • 綺麗な断面に仕上げたい
  • 場所を選ばず使いたい
  • とにかく性能の高いものを使いたい
  • DIYを極めたい
  • 性格的により良いもを買っていきたくなる など

マキタやハイコーキの電動工具にはプロ使用とDIY使用が別れて販売されていますが、自分はプロではないから…などど思う必要はなく、自分が使う上で必要な性能なのであればより良い物を使用した方が「安物買いの銭失い」にならずに済みますよ。

ジグソーとの違いは?

丸ノコは円形の刃が回転することで木材をカットしますが、ジグソーは細い刃が上下に動くことで木材をカットをするためそれぞれに得意な作業があります。

丸ノコとジグソーの詳しい5つの違いや得意な作業については、下記記事を参考にしてください。

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